大日本プロレス
WORLD EXTREME CUP 〜FINAL ROUND〜
2002年8月11日
鶴見緑地公園水の館ホール付属展示場

会場人気No.1!I am AWAJI-SAN!


  

雨にも負けず、風にも負けず、暑さにも負けず・・・脳天から汗を噴出しながら
一歩、一歩、地道に己の足で歩く・・・勿論、周囲の好奇の目などなんのその。
果たして彼は何を求めて毎回、毎回、プロレス会場を訪れているのだろうか?

  

今日もモギリは横領疑惑をかけられたグレー小鹿・・・いや、グレート小鹿。
暑さや周囲の白い目も気にせぬ彼も流石に小鹿社長は苦手のようである。

  

馴染みの店の暖簾をくぐると・・・いやいや、入場口を通ると登坂部長の姿が。
大日茶やミネラル・ウォーターを来場者全員に手渡しで無料配布して行く・・・
モギリの小鹿社長、飲料配布の登坂部長・・・手を伸ばせば届きそうな距離で。
近そで遠くて、遠そで近い・・・日本と北朝鮮の関係みたいなモンと言うべきか?

「そこそこの客入りですねぇ、今の大日本に何を求めて来てるんでしょうかねぇ?」
愛知県から淡路ウォッチングに駆けつけて来た某氏から声をかけられ返答に困る。
地元大阪では夏の風物詩として大日本の鶴見大会がほぼ定着しているのだろう。
何かが起こる期待感でカードの良し悪しに関係無く足を運ぶ固定客は意外と多い。
けども、ここ数回でその期待感も無残に崩れつつある・・・と言う声も多く聞こえる?
主力選手(他団体所属&フリー選手含む)をブッキングする事も無く。(経費削減?)
後楽園や札幌ほどに凝ったカードやデスマッチ・アイテムを登用する訳でも無い・・・
そろそろファイヤー・デスマッチになって来てんのとちゃいまっか?尻に火が点いて。
 

唐突にREXを退団し大日本入りした井上はREXの刺客・塩田と対戦。
「裏切り者は殺せ!それがREXの掟だ!」アンタはミスターXかい・・・
「俺は虎のように強くなって、悪いオトナ達をやっつけてやるんだ!」

  

バチバチ気味のファイトが繰り広げられるも・・・イマイチ、殺伐さに欠ける?
裏切り者は消すのがREXの掟なんじゃないんか?獣人ゴリラマンを呼べ!
ベビーフェイス風味の二人の対戦だけに愛憎劇は伝わり難かったかも?

  

倒れた塩田を一瞬覗き込んだものの・・・振り返る事無く引き上げた井上。
塩田の叫びが井上に届く事は無かった・・・もう、あの日には戻れない・・・
セコンドのN社長が、どっちに着こうか?オロオロしてたりなんかして。
15/1 井上勝正(6:10 三角締め)塩田英樹 [REX-JAPAN]
  

カルト人気のミラクルジミー吹田登場・・・頭にちょこんと海苔を乗せていた?
試合前、突然吹いた強風でブルーシートがけたたましく荒れ狂い観客を襲う。
まるで大日本の今後を暗示してるかの様に・・・いや、ジミーちゃんの今後か?

  

小林&弁慶にもてあそばれ(?)胴衣も脱がされヘロヘロになるジミーちゃん。
我々取材班は試合後にジミーちゃんが重大発表するとのネタを掴んでいた。
もう何も語るまい・・・今はジミーちゃん最後の勇姿を目に焼き付けておこう。

  

しっかりと試合が噛み合うようになって来た(?)REX-JAPANと大日本軍団。
コスチュームを一新して登場の石倉はプランチャーなんかも見せたりして。
己のスタイルを頑固なまでに押し通すも良し、プロレスと融合さすのも良し。
選手各々が、もっと独自の個性を前面に押し出して観客にアピールしてね。

  

「弁慶休むな、もっと動け!」の手厳しいながらも的を得た野次も飛んでいた。
「そんなに動くだけのオコメを貰ってねぇんだよ!」と心の中で叫んだとか?
「動いて怪我でもしたらどうしてくれんねん!治療費も出えへんのに・・・」
おおっ、これぞまさしくシュート発言・・・流石弁慶、亀の甲より年の功。
スキン・ヘッダーズ vs REX-JAPAN=60/3
大黒坊弁慶/アブドーラ小林/松崎番長/黒天使沼澤邪鬼
@松崎(6:14 原爆固め)吹田
A石倉(2:34 体固め)沼澤
B小林(5:31 体固め)石倉
篠原恭司/武藤隆成/石倉正徳/ミラクルジミー吹田

もしもし・・・ジミーちゃん、試合後のセレモニーは?無しですかぁ?
あ、あ、帰ってしもたやん、これぞまさに言いっ放しジャーマンか?
  

やる気があるんだか?ないんだか?頭を抱えながら苦悩する(?)gosaku入場。
対照的に・・・エニウェア・ハイテンションなポンドがコーナーで雄叫びをあげる。
それにつられて何故か?gosakuも手を上げていた・・・お前はダダ2000かい!

  

抜けない風俗はあっても、ポンドが手を抜く事はない・・・流血で観客を魅了?

  

椅子のオブジェに飛ぶポンド・・・CZWの匂いを感じる唯一の選手か?
もうちょっとワイルドな風貌してたら、外人組のエースになれたやろに。
泣きながら帰って行ったgosaku・・・ママに言い付けたらアカンよ・・・
30/1 マッドマン・ポンド(8:21 エビ固め)gosaku(WEW)
  

「これもう一本貰ってもいい?」無料配布のミネを取り出そうとする淡路さん。
流石に2本目とは、ちょっと厚かましいで・・・ピシャリと断わられてしまった。
「貰ってもいい?」って・・・折角、愛らしく喋ってみたのにね・・・可哀想に。
しかし!ここからが淡路ISMの見せ所?黙って引き下がるはずもなく。
「これなら貰ってもいい?」ミネ冷却用の氷の欠片を品定めして行く。
50代(推定)の中年男のブリッコ口調って・・・おぞましいモンやね?
眉を歪めながら、その厚顔ブリを見つめる登坂部長も馬鹿負けか?

 

夏の涼風、揺れる頭髪なびかせて、男淡路は何想う・・・
その両の手は、膝の上に賢く組まれていたりなんかして。

  

リング上では暑苦しい髭のO.D.D.が暑苦しいファイトを展開していた。
お姉ちゃん、客席で日傘を思い切り差して立ち上がるのは止めてくれ!
ほれほれ、淡路さんが顔をしかめてジッと睨んでんで・・・拾われちゃうよ?

  

おっと、試合終了か・・・メッチャ、オモロかったな・・・淡路さん・・・
30/1 ○O.D.D./ホミサイド(8:11 体固め)シャドウWX/X谷口裕一
  

ポンドにサインを貰う者、日韓と記念撮影する者、お宝を探す者。
それぞれの想いを胸に抱いて休憩時間は過ぎ去って行く・・・
みなさん猛暑の中、御苦労さんです。お疲れさんでした。

 

おいおいgosaku、額から血を噴出して何処へ行くねん?そっちは外やで。
フラフラ歩くgosakuを追跡すると・・・売店でジュースを立ち飲みしていた。
ビビル売店のオバハン・・・そりゃそーや、こんなん来たら腰抜かすでぇ!
「gosakuさん、写真一枚いいですかぁ?」 しかし、俺も図々しいよなぁ・・・
「へっ・・・へっ・・・へっ・・・」笑うgosaku・・・アカンのかい?OKなんかい?
不気味な笑いを残し立ち去るgosaku・・・アカンちゅう意思表示なんやな?
表の水道で気持ち良さそうに洗髪するgosaku・・・アンタ、天然なんやね?
  

MEN`CLUB同門対決・・・まさに白鳥翼泣かせのマッチメイクや・・・
ヒジョーにコメントが、やり難いつーたらええのか?なんちゅうか?

  

大作がジャンピング・エルボー、伊東がキック、見たそのまんまやん!
試合後には両チーム4人揃ってポージングを・・・これも見たまんま?
白鳥翼的には、お腹一杯のレスリング・マッチやったんやろなぁ・・・

 

最後にはBJWヘビー王者の弁慶が現れて、大介をマイクで挑発。
何を言いあったかは忘れてしもたけど・・・(注:俺の容量は4mb)
一週間後の横浜大会でタイトルマッチをするらしい?頑張ってな!
メンズクラブ同門対決=60/1
○関本大介/下田大作(11:40 体固め)MEN`Sテイオー/X伊東竜二

  

フリーウエポン・デスマッチって・・・いろいろ凶器が出て来そうな名前やけど?
在り来たりのアイテムだけで、お茶を濁して終らす展開が十分に予想される。
蛍光灯を何本か使用して、火でも出したら御の字つーようなとこかいな?
一応、ウインガーは脚立、山川は机を抱えて入場して来てはいるけど・・・
アッと驚くような使い方で堪能させてくれる事を・・・オッサン、祈ってんで!

  

トペコン、有刺鉄線ボード、脚立と次々と見せ場が・・・けど、なんだかなぁ。
使い古された凶器で、何度も繰り広げられたであろう見慣れた場面が続く。

  

前回(4月)の鶴見大会と同一カードつーのも・・・興味が薄れた一因かもね?
一応、前回はスモーク・・・いやいや、ファイヤー・マッチというウリもあったしね。

  

トラック下の机に山川を寝かせて、セントーンを落とすウインガー・・・
いつも鶴見に来たら、これやってんな・・・お腹一杯です、御馳走様。

  

「俺のセントーンが見たいかぁぁぁ!」ウインガーの絶叫が青空にコダマする。
おいおい、誰一人として「見た〜い!」って返答なんかしてへんやんかいさ。
しかも3連発で・・・さっき、御馳走様って箸を置いたばかりやのに・・・ゲップ。

  

やっぱり出ました蛍光灯・・・しかも3本も・・・けど、なんだかなぁ・・・
せめて蛍光灯オブジェ位は使って欲しいトコやで・・・WHY?何故?

  

いや・・・試合内容がどうやこうやって言うんじゃないんやけどね。
「おおぉぉぉっ!」腹の底から驚愕の声を捻り出してみたいねん。
「あそこで、こんな事をするとは思いもよらんかったなぁ・・・」
いい意味で期待を裏切られたい!そんな試合が見たいねん。
毎回、毎回は無理なんやろけど・・・何回かに一回位はね・・・
登坂部長、山川副社長、これって難しい注文ですかぁ?
WECトーナメント準決勝戦フリーウエポン・マッチ=時間無制限/1
山川征二(12:09 片エビ固め)ジ・ウインガー


いろいろ苦言を呈したけど、なんとか頑張って欲しいからの毒舌ですわ。
一応プロレス観戦復活後、DDTと共に初めてハマッた団体なんやから。
どん底状態の今やからこそ関西近辺に来た時には観戦に行くつもりや。
団体が上り調子の時に観戦してくれる奴は多いやろけど・・・(当り前か)
アカン時にこそ足を運んで、木戸銭払って・・・(一言、二言、多いけどね)
ホンマに俺等みたいなイタイ奴は重宝すんで・・・もっと大事にしてや!
ヒネクレ者やから人気が上がったら上がったで文句言うねんやろなぁ・・・
< 淡 路 劇 場 これが裏メインか? >

  

メインが終わり・・・何かこう、釈然としない胸の奥に残るやるせない気持ち。
そんな時には遠い空に向かってこう叫ぼう・・・「淡路さん、出番ですよぉ!」
怒った顔、哀しい顔、憂鬱な顔、全てを笑顔に変えてしまう・・・淡路さん。

  

満たされない観客の気持ちを癒すのは淡路さん・・・まさにGOOD JOB?
団体関係者は彼の功績を素直に称えて、その存在や行為を排除する事無く
寛大に暖かい目で末永く見守っていってやって欲しいモンですねぇ・・・
(置き引き?拾得物横領?ゴミ拾い?かは判断し難いトコやけどね。)

  

この日はJP2000の守屋・山本も観戦に来場・・・記念写真を撮影するも・・・
視界にアノ人が入ると無意識の内にカメラをずらせてしまう哀しい性の俺。
アチラへ行こうが、コチラに来ようが、誰ぞかんぞに注目されてる淡路さん。
会場人気No.1!今日一番の注目度を集めていたと言えるんやねえか?

  

ペットボトルの下に置かれてあるパンフレットが欲しくって仕方無い淡路さん。
周囲の視線を気にしてキョロキョロ・・・ここで運悪く俺と目が合ってしまった。
「人の物を勝手にへちっとったら、またMr.ヒトに蹴りを入れらてしまうぞぉ!」
「う、うん・・・判ってるよ・・・」そう答えながらも未練はタップリみたいやね・・・
ほとぼりを冷まそうと会場内をうろつくも、常に誰かの視線に見張られている。
「なんか最近、仕事がやり難くなったなぁ。」そう呟いていたとか・・・

  

「あ、天敵だ!目を合わさないようにしよう。」お前はカツアゲされてる厨房か?
向こうに気を取られてるうちに、そぉっと、そぉっと・・・脱出成功!

 

結局、パンフレットGETは諦めて後ろ髪引かれる思いで帰路に。
「あ〜それっ、アッ・ワッ・ジッ!あ〜どっこい、アッ・ワッ・ジッ!」
鶴見緑地に淡路コールが誰からともなく自然発生的に湧き起こる。
いやぁ、やっぱり淡路さんが居ると興行がキュッと引き締まるなぁ?

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