ボディスラム・サーキット2002 A
WORLD LEAGUE WRESTLING
2002.8.23.COMPASS POINT RESORT

ハーリーとの記念写真が500円だぜ!
みんな、銭がかかったら冷たいんやね?


  

夜8時からは、せんぞ遊ばせて貰ったリングでWLWのハウスショーが行われる。
ハーリーからBSC一行へのプレゼント(?)はWLWロゴ入り名刺と興行ポスター。
チケットは会場前で配布された・・・けど日本人はフリーパスで入場出来たような?
NYの某巨大団体なんかと違ってセキュリティー・チェックなんてえのも一切無し。
このアバウトさが俺の感性を擽る・・・プロレスってえモノはこうじゃなくっちゃね?
地元テレビ局による収録もあるらしい・・・地域密着型エルドン・プロレスってか!



日本から多数押しかけたのが、余程嬉しかったんか?自慢やったんか?
WLWのHPのトップに、こんな写真が貼ってあったぞぉ・・・ここからど〜ぞ。
「だから何度も言ってんだろ!コイツ等は俺に会いに日本から来てるんだよ!」
「OK!判ったよハーリー・・・判ったから落ち着けってば・・・血圧が上がるぜ!」

  

椅子席後方にはテーブル席も設置・・・酒を飲みながら?オトナの社交場?
古き良き時代のアメリカン・プロレスの会場つーのは何がええつーて・・・
うざいガキの賑やかしが少ないのがえーがな!オトナの雰囲気が漂う。
俺にとってのプロレスとは、限りなく胡散臭く、限り無く怪しいモノである。
片隅にはグッズ売り場もしっかりと設置されている、商魂は逞しいか?
さらにはアルコール類から、ソフトドリンクにホットドックも完備される。
ジャパン・マネー・・・エルドン・マネー・・・KINGは$集めに御執着?

 

TVインタビューを受けている、ロン?ドン?パン?ハリスと記念撮影。
初来日はオリエンタル・プロレスやったよなぁ・・・剛、何処へ行ったんや!
今日、ほっかほかビデオを販売したらBSC一行はほとんど買うやろに・・・
KINGハーリー・・・駄目押しのジャパン・マネーを集め損なってしまったな?
「$30X20人=$600(近ツ・レートで76200円)か?Oh!シット・・・」
オセイジ・ビーチにハーリーの歯ギシリが響き渡ったのは言うまでもない?

  

我等がKINGハーリーはTVコメンテーターとして放送席を陣取って観戦。
きっと、どこかの場面で絡んで来るんやろなぁ・・・膝は大丈夫ですかぁ?
TV局スタッフから手渡されたプラカード・・・大森最高!お前は黒田か?
これ以外にも数十枚のプラカードがスタッフから観客に配布されていた。
用意周到と言うか?至れり尽せりと言うか?そこまでやるんかTV局・・・
ここは自由の国アメリカだんねん・・・ここはヤラセの街エルドンでんねん。

  

地元では有名な・・・と、言うところの・・・カントリー・シンガーが熱唱?
しかも3曲フルコーラスを歌いきるという不屈の精神力を見せながら。
そのあまりにもの"なんちゃってシンガー"ぶりに、BSC一行は失笑?
笑いもせず、真顔でそのおぞましい光景を完全収録するカメラマン・・・
まさかこれをノーカットで放送するんじゃ・・・やっぱ自由の国なんかな?



局アナ的な仕事をしてたアメリカのお姉ちゃん。
もうちょっと、ええナリして人前に立ってよね・・・

  

これって、一応レスラーなんですよねぇ?そこら辺で居てるアンちゃんやん?
黒人の方もアメリカじゃあ、別に珍しくもない体型のような・・・なんちゃって!

  

ここエルドンでも週プロが批判する、なんちゃってレスラーが生息してたんやね。
名前も判らんし、肝心要の試合内容も忘れてしまって全然覚えて無いんやけど
この風貌から推察して・・・なんちゃってレスラーの称号を与えてもよかですか?
けど、どんな試合でも最前列で観戦する事で、ある程度の迫力は感じるもやね。
日本でインディ観戦の時にも同じ事が言える訳なんやけどね・・・なんちゃって!
  

続いて第2試合になると・・・第1試合よりは、それらしい風貌になって来たぞ。
インディアンの格好したアンちゃんは、トマホーク・チョップを出した・・・ような?

  

試合が終った直後、颯爽とリングに駆け上った白鳥翼は雄叫びを・・・
「ええっ!何なんだアイツは!いい気になってんじゃねえぞ!ええっ!
俺が必ずブッ潰してやるからな!ええっ!そうアイツに言っとけ!ええっ!」

新日本の今時の若いモンは艶のあるアピールっつーのが出来まへんなぁ。
「言っとけ!」って、そんな事は人を通したりせず自分で言えっちゅうねん!
大体が、こんな感じのシャベクリ・オンリーや・・・小学生やないんやから・・・
「ええっ!ええっ!」って台詞の語尾につけんのは勘弁してくれよ、ええっ!
オトナのファンを唸らす位の粋な台詞・・・つーか、頭を使って欲しいもんや。
 

おおっ、アンタはランチの時に挨拶した・・・確か名前はマック・マフィン?
おおっ、ほんでもってアンタもジムで話をした馬面の・・・マイク(仮称)?

  

マイク(仮称)、レフェリーもオーバーアクション気味に役割を演じて行く。
悪徳マネージャーも時代遅れ風ながら、判り易いキャラで仕事をこなす。
WLWのこの古臭いつーか?昔風のブックは誰が書いてるんやろなぁ?
何気にハーリーが書いているような気もするんですけど・・・NICE BOOK。

  

こちらも試合内容はどんな風やったか?全然、覚えていないんですけど・・・
フミさん、どうでしたか?「・・・・(無言)」フミさんの顔が全てを物語っていた?
フミさんは"なんちゃってレスラー"が嫌いみたいやね?俺は応援してるけど。
 

嫌味なヤサ男を演じる・・・昔からこの手はヒールと相場が決まっている。
人の良い農夫を演じる・・・こちらはベビーフェイスなんやろなぁ、やっぱり。

  

大国アメリカから隔離され、取り残されたような町・・・エルドン@人口7千人。
ここだけは数十年前から時計の針が止まってるかのような・・・錯覚をうける。
俺的には大会場で派手な演出、お洒落なスタイルとやらのソープオペラより
リングとの距離を身近に感じられる、こっちの方が見ていて楽しいけどなぁ?
昔ながらのキャラで、昔ながらのスタイル、そこに居るのはハーリー・レイス。

  

飛んでまっせ!飛んでまっせ!プロレスみたいな動きしてまっせ!フミさん・・・

  

二人掛かりも呼吸は合うてまっせ!どーですか?フミさん・・・なんちゃって!

  

素人目には躍動してるように見えるんですけどね?フミさん・・・なんちゃって!

  

「・・・・(無言)」まだまだでっか?眉間にシワを寄せて固まるフミさん。
もしも〜し、起きてますかぁ?目を開けたまま寝てたりなんかして・・・
  

WLW王者の大森は東洋の珍味・・・いや、淫靡・・・いや、神秘キャラで登場。
ここエルドンではベビーフェイスだそうや・・・いい人ぶりが認められたんかな?
この日はロン・ハリス相手に、WLW王座の防衛戦がマッチメークされていた。
顔には悪戯書き・・・いや、落書き・・・いや、ペイントなんかしちゃったりして・・・

  

東洋の神秘・大森が吠える・・・NOAHに帰れる日は来るのであろうか?
「俺なんかより、もっと他に写真を撮る人達が居るんじゃないですか?」
BBQの時にも控え目にそう発言していた・・・う〜ん、自分を判っている?
言うてる事はゴモットモ・・・言われるまでもなく全くその通りで御座います。

  

ちょっとソルトな声がBSC一行からは、チラホラと飛び交っていたような・・・
そうかなぁ?俺の目には素晴らしいプロレスをしてるように見えるんですけど?
俺がいつも観戦しているプロレスと比べたら、アンタそりゃあもう立派なモノよ。

  

凶器も使わないで、ヌイグルミを着るでも無く、ブリティッシュ・スタイルでも無い?
2m級の大男がリング狭しと動き回り、リングサイドでは取材記者が写真を撮る。
これを王道プロレスと呼ばずして、何を王道プロレスと呼べばいいのであろうか!
「大森さん・・・アンタ、凱旋帰国後は立派なチャンピオンになれるよ、MFMの?
奈良の平和も守れるやろし・・・怪人として文明軒で飛田との対戦も出来んで!」

もし、そうなった時には専門誌に取り上げられるんやろか?ん〜、微妙なトコね?

  

見事にMFM王座・・・いや、WLW王座を守り抜いた東洋の神秘OMORI。
フミさん、コメントをお願いします!「・・・・(無言)」どうも有難う御座いました。
  

休憩時間にはリング上で、ハーリーとのポラ写真撮影会が催されていた。
「5ドル・・・5百円・・・」呼び込みをするのは日本に留学していた息子さん。
正確には現在の為替レートでは6百円なんやけどね。(近ツ・レートは除く)
けどBSC一行や、エルドンのみんなはあんまり興味はなかったみたいや?
アンタ!ハーリーだぜ、ハーリー!あの生きる伝説と$5でツーショットよ・・・
ARSIONで選手とポラ写真っつったら、千円はボッタクられんねんで、アンタ。



フミさん曰く「現役の頃は、もっと気難しかったんですよ。」
ハーリーも御多分に漏れず、歳をとって丸くなったんやね?
NWA王者の功績を称えて小銭集めに協力するよハーリー。
ここエルドンのド田舎で、余生を楽しく送って行けるように・・・
強欲を押さえて、誰からも好かれる可愛い年寄りになってや。
(そんなハーリーも、また見たくは無いような気もする。)
  

休憩明けの第1試合は、坊主頭で東洋人っぽいルックスのアンちゃん。
実が無い、華が無い、芸が無い、とんでもない・・・お前は四冠王かい!
試合をリードしていたのは、先程も登場していた嫌味なキャラのヤサ男。

  

「一流のレスラーはホウキが相手でも、小1時間は試合を続けられる。」
昔々、誰かがそんな言葉を言ってたのを、何気に思い出した見ていた。
ヤサ男の試合運びにフミさんも、ちょこっとだけ笑顔を溢していたような?
「ん〜、次回への期待を込めて滑り込みで合格!」そう呟いた・・・とか・・・
次回に期待・・・つーても、ヤサ男を見るのは今日が最初で最後と思うで?
  

派手さは無いがオーソドックスなプロレスの基本技で試合を組み立てる。
組み立てるには組み立てているが・・・寸法違いで建築基準法違反か?
図面通り正確に組み立てて行くように、お願いします!

 

また元のしかめっ面に戻っちゃったね・・・フミさん・・・
  

セミに組まれたのは巨乳@赤コス vs 貧乳@青コスの女子プロレス。

 

巨乳の赤コスに対抗して、腹の肉をダブつかせる貧乳@青コス。

 

巨乳の赤コスに対抗出来ずに、スネてしまった貧乳@青コス。

  

乱入して来た白シャツも巨乳や・・・青コス@貧乳の影がますます薄くなる。
こんな事でも書いてん事には、間がもたんわ・・・はっはぁぁぁ、さいなら〜!
  

TVテーピングのトリを〆るのは・・・WLW認定タッグ選手権試合・・・みたいや?
ハーリーが本部席に陣取ったという事は、何らかのアクションを起こすんやろね。
地元アメリカ人の観客は、ハーリーに対して大歓声を贈るという熱狂ぶりや。
「俺って、まだまだ人気があるじゃん!」勘違いさせちゃらんといてね?

  

最後を飾るという事は、この4選手がレスリング・アカデミーの優等生なんやろね。
それとも生徒の実家が金持ちで、多額の寄付金を貰っているとか?有り得るで!
「WLWのランキングは寄付金額も重要な査定材料になるからな!」有り得るで!
地獄の沙汰も金次第・・・王者の椅子も金コネ次第・・・世知辛い世の中やね・・・

  

これを読んでいる童貞オナニー"幻想・妄想"野郎クン・・・夢を壊してゴメンね。
けど壊れた夢の向こう側に見える、現実っちゅうモンをしっかりと感じとってね。
その方が社会に出た時に、自分にとってプラスになるケースが多いと思うで!
俺みたいに深読みし過ぎて墓穴を掘らん程度にね、何事も節度が大切かな?
建前の裏に隠された真実を読み取れ!アメプロ・ツアーとは関係ないけど。

 

こいつの背中に全ての真実が凝縮されているような?
「ジェニ、ジェニ、ジェニ、この世の中は銭が全てやで!
アメリカ$・・・GOOD!ジャパン¥・・・VERY GOOD!」


  

終盤に入り試合はクライマックスを向かえて行く・・・白熱した攻防を展開。
流石、多額の寄付金を積んだ成果・・・いや、練習を重ねた成果が表れた。

  

ヒール組の悪行を見かねたKINGハーリーが、リングに乱入して大立ち回り。
痛む膝を引き摺りながらパンチを叩き込んで行く姿に観客は狂喜乱舞する。
普段は痛む膝頭も出番が来ればノー問題・・・やっぱりアンタ、プロやで!
大声援に見送られてリングを後にするハーリー・・・今の気分はどうだい?
「ああ最高さ・・・幾つになっても俺様はKING!ハーリー・レイスだからな。」
忘れられた田舎町エルドンに住む英雄はニヤリと笑って俺の肩を叩いた。



最初は何かのネタで歌ってたんかな?と思ってたら・・・
CDまで出してるシンガーつーのはガチやったんやなぁ。
その歌唱力に聞き入っていたエルドン町民の感性を疑うわ。
並み居るレスラーよりも強烈なインパクトを俺に与えてくれた。
これからも、なんちゃってシンガー道を爆進して行って欲しいな。

 

胡散臭いインディアン・レスラーのジェロニモ酋長とも記念撮影。
アメリカのレフェリーって、なんでこうギョロ目が多いんやろね?



興行終了が午後11時過ぎ・・・レスラー達との懇親会で12時・・・
BSC一行のホテル発が午前1時・・・いつ寝たらええっちゅうねん?おい!
ツアー1発目からキッツイ日程やのぉ!まさにボディスラム・サーキットや?
別名を「ボッタクリ・するぞ・サーキット」・・・と、世間では呼んでいるらしい?
早期チェックアウトでホテル側から近ツに余剰金が払い戻されてるとか・・・
この日のWLWのチケット代から、バックマージンを受け取っているとか・・・
それらは全て悪いデマや・・・そんな事するはずないで・・・と、信じたいよ?

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