ボディスラム・サーキット2002 D
WWE RAW
2002.8.26.MADISON SQUARE GARDEN
ビヨンド・ザ・近ツ・・・その裏側に迫る!


昨夜の興奮覚めやらぬまま(ハウスショーのか?)早朝からロビーにて集合。
MSGバックステージ・ツアー・・・よーするにMSG見学ツアーに参加する為や。
定価$15のこのツアーも、近ツを通すとあら不思議・・・3700円に早代わり?
倍以上の価格に跳ね上がっている・・・どこまで俺等から搾り取ろうと言うのか。
誰からも不満の声が出ない所が、近ツの恐怖支配の徹底さを物語っている?

  

徒歩にてMSGに・・・朝早くから機材搬入で働く裏方さんの姿が見える。
カメラを向けると「シッ、シッ・・・」手で追っ払われた?うざかったみたい。
地下鉄ペンシルバニア駅を横目に過ぎると、そこにMSGの入場口が見える。

  

テロの影響もあってか?入場口では厳しいセキュリティ・チェックが行われる。
金属探知機は勿論の事、カバンの中身までもがチェックされてしまう厳重さ?
誰かカバンの中にウンコでも隠しといたってくれよ・・・どんな顔されるやろか?
過去、MSGで行われた興行の写真パネルの横を擦り抜け、チケット売場に。

  

チケット売場横の売店で、飲料水の購入をしきりに薦める近ツの橋本添乗員。
$1のミネラル・ウォーター(500ml)が、なんと倍以上の$2と70kも・・・
そのうちの何割かは近ツがバックマージンとして吸い上げているらしい?
ここでも誰一人として文句を言う素振り無し・・・げに恐ろしきは近ツ商法。

我々を案内してくれるのは、日本人みたいな顔をしたアメリカ人の・・・
名前は忘れてしまったが、ここでは仮にオサムと呼ぶ事にしよう?
マークやジョージと呼ぶより、この顔はどー見ても・・・オサムやで。



オサムが最初に我々を案内してくれたのはレストラン?
こんなとこへ案内されてもなぁ・・・掴みはハズしたようや。

  

続いてオサムは、莫大な年間使用料がかかるというスィート・ルームを案内。
隅々まで眺めてみたけど、別に何が豪華っちゅう訳でも無いような気もする?
こんなとこを利用しているような人は、一般人の入れない所で見ていると言う
ステイタス気分を味わいに来てるんやろな、きっと・・・どーってこたぁねえや!
こんな感情の事を称して「貧乏人のヒガミ」って言うんやろな、きっと・・・

  

リングからも、こんなに遠いんやで・・・じっくり見る事は出来へんよなぁ。
こんな批判する気持ちの事を「負け惜しみ」って言うんやろな、きっと・・・



けど、見てみ・・・スィートとはいえ普通の便器やろ?
便座が金無垢で出来てるつー訳でも無いんやで・・・
何でも金を使えば豪華だと思い込んでるところが
「田舎者の発送」なんやろなぁ、きっと・・・



WWE選手スタッフ控え室は、流石に見せてくれなかった。
定価以上の見学料金を支払ってんのに・・・(近ツにやけど)
近ツの恐怖支配もWWEには通じなかった・・・と言う事か?

  

アリーナ近くの客席まで降りて行くと、そこには作りかけのリングや花道が・・・
「結してアリーナに降りてはいけない!」オサムが我々に向かって釘を刺す。
スポットライトを浴びながら黄昏ているスタッフの姿が、何故か?気になった。

 

東洋人顔のくせして流暢な英語でネタを散りばめながら解説するオサム。
表情豊かで軽快なシャベクリ・・・納得いかんけどアメリカ人なんやろなぁ。
降りるな!と言われれば降りたくなるのが人情というもの・・・またぐなよ!

  

華やかな表側は勿論の事、こんな裏側までキッチリと見せてくれるのが魅力?
まさにMSG冒険旅行?まさにビヨンド・ザ・MSG?そんな大層なもんかいや。
$15の定価のところを大幅に上回る3700円も徴収して荒稼ぎをする近ツ・・・
俺的には近ツという組織の舞台裏の方が興味をそそる・・・裏帳簿が見たい!
ビヨンド・ザ・近ツ・・・裏側を覗いたら、ドロドロしまくっていたりなんかして?

  

バスケット・チームのロッカールーム・・・靴が大きいとか?へったくれとか?
付かず離れず・・・何気に我々を監視しているセキュリティの姿も見られた。
そんな規則になってるんやろけど・・・あんまし気分のええモンでもないなぁ。
信用第一・・・家内安全・・・弱腰外交・・・日本人は勤勉な人種なんでっせ!
NO!とも、言わんと・・・アンタ等、アメリカ人の言い成りになってるやんか!

  

最後にアリーナの階下にあるという防音設備バッチリのホールを見学。
オサムの得意技である軽快なシャベクリ漫談も、ここで見納めとなる。
渡米前から幻想を抱いて挑んだMSGバックステージ・ツアーだったが
「このツアーは一回見たなら、二回も見るような代物じゃないよ。」
近ツの上御得意様、常連客の某O氏の言葉が全てを物語っていた・・・
  

T君@神戸在住の案内で地下鉄に乗ってソーホー地区(やったかな?)へ・・・
NYの地下鉄って、北斗の拳に出て来る様なパンク野郎に絡まれるんじゃあ?
そんな時代錯誤な俺の期待(?)を裏切って、何事も無く地下鉄は走り出した。
黒人の店員にたぶらかされて、数百ドルのウエスタン・ブーツを購入したT君。
「こいつはカモになる!」そう思われたのか?次から次へと商品を薦めて行く。
限度枠一杯でT君のカードは四苦八苦・・・帰ってから、しんどい思いしまっせ。

T君の買物が終った後は、俺のたっての希望で胡散臭いトコ巡りに・・・
賑やかな通りから路地裏に入ると・・・ん〜、胡散臭さが匂って来たぞ!

  

チャイナタウンやリトル・イタリ―を散策して、見つけ出した胡散臭い店?
優の良品?この胡散臭い看板を見て素通りする事は出来るハズも無い。
入ってみると何の変哲も無い、いわゆる珍味屋みたいなモンやったけどね。
人種の坩堝NY・・・何処かにイラクタウンやリトル・アフガンは無いのんか?
街中のあちらこちらに地雷が埋められてるとか・・・俺って不謹慎ですかぁ?
 

早々とMSG内に入場したものの・・・建物内はオール禁煙となっているらしい。
俺のライフラインである喫煙所が無いとは?なんて不親切な施設なんやろか?
何度も煙草を吸う為、MSGから出たり入ったり・・・不自由で面倒臭いトコやね。
しかも、その都度セキュリティ・チェックを受けらんなんから・・・メッチャ、うざい!
最後の一服を吸い終え、覚悟を決めて客席に向かう途中でRVDの姿が見えた。
カメラを取り出し電源ON・・・デジカメが起動する前に消えてしもたやんかいさ。
ちょっと位は待っといてくれよ!ホンマに不自由で不親切なトコやで、ここは・・・

  

そんなこんなでRAWが始まった・・・昔はRAW is WARだったような気がする?
昨日、ロックを破り王者となったブロック職人が出てきて何かを喋っている・・・
何を言うてるか判らんぞぉ?字幕も無いんかいや・・・どこまで不親切なんや!
花道の土台の部分がスケルトン、裏方スタッフが動き回っているのが見える。
完璧な演出がウリのWWEにしてはチープな造りや?手抜きでもしてんのか?

  

誰が出て来て、誰と対戦してんのかは判らんけど?適当に盛り上がる観客。
アメリカに来て、もう4日が過ぎた・・・そろそろお茶漬けが恋しくなる頃や・・・
はぁぁっ・・・WOLF・・・ロビン・・・淡路さん・・・昨日に続き疎外感が俺を襲う。

  

ここでも、そんな俺の気持ちを無視するかのようにMSGの観客は大熱狂?
俺の前に座るBSC参加のアベック客も、立ち上がって声援を贈っている・・・
はいはい、猫ちゃんにもちゃんと見せたってね・・・後ろの俺の事はええから。
アンタ等、しつこく立ち上がってるけど後部席が俺やったから良かったものの
他の参加客やったら「見えへん、座れ!」言うて後ろから蹴り入れられんで。
逆に言うたら・・・WWE観戦やから、後部席の俺の事など一切気にせんと
「ドンドンと御自由に、気が済むまで立ち上がって下さい!」つー感じかな?

  

とても素晴らしい試合が、リング狭しと繰り広げられてるのであろう、多分?
練り上げられたストーリーが、小気味良く進行されて行るのであろう、多分?
超満員のMSGの中で、居眠りをしてるよな奴は俺だけなんであろう、多分?
「おっちゃん、誰を応援してんの?居眠りしてたらアカンよ、起こしてあげる。」
親切つーか?余計な御世話つーか?隣席の高校生が俺の安眠を妨害する。
お願いやから、おっちゃんの事はほっといてくれよ!好きなようにさせてくれ!

  

などと思いつつも・・・何故か?登場したジミ―・スヌーカーで目が覚めた俺。
流石、天下のWWE!退屈そうにしている俺の為のサプライズなんやろなぁ。
出て来たと思ったら、2人組に暴行されて引っ込んで行ってしまったけどね。
ビンス、俺の為だけにありがとよ!また今度会った時には、飯でもおごるよ?

  

RVD vs レイヴァンのECW回顧マッチ、場内にECWコールが響き渡る。
隣の兄ちゃんも「い・し・だっ!い・し・だっ!」立ち上がって大声援を贈る。
俺のヒヤリングでは、どないしても「石田」としか聞こえへんのやけどなぁ。
「い・し・だっ!」(ヨイショ)「い・し・だっ!」(あゆみ)「い・し・だっ!」(国松)
絶妙な間合いで発せられる合いの手が、MSGに響き渡っていたとの噂?

  

ここまで辛抱したんや・・・もうええやろ・・・よう頑張ったな、白鳥翼・・・
我慢の限界に達した俺はたまらず席を離れて、自主休憩時間を取る。
なんでWWEの興行は、10分から3日間の休憩とかをせんのやろね?
館内オール禁煙の為、高校生時代を思い出しながらトイレに向かった。
ドアを閉めて便器を見ると・・・全然流れてないやん!やりっ放しかい!
これがニューヨーカー達の間で流行していて、トレンディだとの・・・噂?

  

すでに閉店されていて閑散とした売店の前にはモニターが設置されていた。
ここでええわ・・・煙草も吸えんし、椅子も無いけど、ゆったりとくつろげるわ。
俺にとっては、このスペースが最高のスィート・ルームみたいなもんやで・・・

  

あ〜あ、そんなトコへバイクを置きっ放しで・・・ママのシツケがなってないぞ。
トイレのやりっ放しといい、ニューヨーカーは自分のケツも拭けんのかいや?
とにもかくにも、11時過ぎに全ての出し物が無事終了・・・MSGを後にした。
最後にレフェリーが怒り出したのは、ボーナストラックという事になるらしい?
しかし長いよなぁ・・・俺的にはサクサクっと60分位で終らせて欲しいもんや。
日本人観客向けに日本語版FM放送をするとか、畳の雑魚寝席を設けるとか
そんな心遣いが欲しい・・・同盟国だか?利用されてるだけかは知らんけど?
それがアメリカの腰ぎんちゃくで51番目の州だと酷評される日本に対しての
優しさつーか、アメリカ合衆国の度量の大きさをアピールするええ機会やで。
そないしたらアホな日本政府は口も挟まんと、銭だけホイホイと出しおるわ?
どうせ政治家の腹が痛む訳じゃ無し、国債を発行したらええだけの事やから。
しかし借金まみれの日本の負債は誰が払うんやろかね?ん〜、ミステリー!
< シークレット・サロン in NY >

  

RAW終了後、フミさんを筆頭に有志数名で山崎五紀の旦那の経営する居酒屋に。
挽肉・揚げ芋・肉の塊に飽き飽きしていただけに、砂漠で湧き水状態でパクついた。
居酒屋メニューだけではなく、ラーメンやうどん・蕎麦など品揃えはバッチリかな・・・
国内に比べて、ちょっと高目の価格設定に、味のWhat?さは仕方の無いところか?
山崎五紀は2人目の子供を出産したばかりとかで、店に出てはいなかったけど・・・
NY在住のタイガー服部がカウンターで美味そうに酒を煽っているところに遭遇した。
我々がBSC参加者で、レイスやドリーを訪問して来た事を告げるチキンI@埼玉在住。
昨夜のハウスショーには恐れをなして敵前逃亡したくせに、こんなところは強心臓か?
けど、タイガー服部が応対に困ってんで・・・アンタ、相手の都合つーもんを考えいや。
アンタがレイスと握手しようが、ドリーと喋ろうが、タイガ―服部には関係無いやろ・・・
この自分勝手な童貞オナニー・チキン野郎が!今日こそはハウスショーに連れて行くぞ!

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