Ｊ２Ｋ 緊急記者会見
２００２年７月１４日・羽曳野ｺﾛｾｱﾑ 第１会議室
表と裏？陰と陽？交われる日は来るのか？

　　

RJP2000、７ヶ月ぶりの再開興行が誰の乱入も無いままに無事(?)終了。
引き続いて袂を分かったＪ２Ｋ一派が会議室にて記者会見を行うという。
RJP2000とＪ２Ｋ・・・これは果たして、アングル上での分裂騒動なのか？
深読み・・・それはプロレスを長く見続けて来た者特有の悪いクセである。
幸いにも我々取材班は、このJ2K緊急記者会見場に潜り込む事に成功。
久々に行われた"全国縦断風俗最前線"以外の突撃取材に色めきたつ。
（尚インタビュー他、一部記載は朝刊プロレスから無断引用しています。
一部引用って・・・ほとんど引用してるような気がせんでもないけど・・・）

　　

まずは民安、吹本両氏が一礼後、花田氏の進行で記者会見が始まった。
久し振りで公の場に出た民安は、心持ちプックリとした様な印象を受ける。
対照的にスリムになった吹本・・・噂通り体調がかなり悪いのだろうか・・・
この時点でRJP2000との確執がまだアングルではないのか？と深読み。
会見中に守屋、船崎派 RJP2000勢の乱入を心の隅で期待する取材班。
だが、その甘い思いは・・・この後、見事に打ち砕かれる事になる・・・
羽曳野を根城とするプロレスの虎が吠えた・・・その一部始終を見よ！

　　

「まあ、半年振りにありがとうございます。去年の９月に私とＦ氏の試合でちょっと確執が
出た部分があるわけで。その後団体側と話していく中でお互い、こういう頑固な性格なので
折り合いがつかないまま、去年年を越して半年間至るわけですが、今回は袂を分けたと
言う形ですけど、最終的にはまた一つにまとめたいと言う気持ちなんですが。
そう言う気持ちで、今度の９月２２日に興業をすると言うことで。彼らはReal-Japanとして
興業していますが、私達はそれに賛同しないと言うことで元のジャパンプロレス2000を
変えてＪ２Ｋとして９月２２日にやっていこうと。もちろん今回Real-Japanに出ている選手
にもオファーをしていくと。プロレスが好きな選手が、アマチュアプロレスと言うことで
契約とかが無い分フリーで何処でも上がれるという形で今後やっていきたいと思っています。」
終始、和やかな表情ながらも時には激しい口調で己の理想を語り掛ける民安。
言葉にこそ出さないものの・・・心の奥底にはRJP2000への私怨が感じられた。
（おいおい・・・部外者だと思って、好き勝手に煽るなって！）
「横にいる吹本も、普段はリング上ではやり合っていますが
彼が一番に自分のところで参加すると言う意思表示を
してくれたみたいなんで。取り合えず彼から一言。」
饒舌に語る民安の隣で、頷きながら聞き入る寡黙な吹本・・・
もしも〜し、起きてますかぁ？アンタ、今フラれたんでっせ！

　　

「オハヨウございます・・・爽やかな朝ですね・・・」
なんて事を言ってくれたら、ええネタになったんやけどね？
この厳粛な場で、そこまでボケる事も出来んわなぁ・・・残念。
「今日の試合を見て我々J2Kとの方向性はかけ離れていると感じました。
民安亮は俺とはまったく一緒ではないが行く先は同じであると。
おれは一アマチュアレスラーとして民安亮をリスペクトしている。
彼に着いていくと決めています。」
寝起きながら(?)ハッキリとした口調でJ2Kに骨を埋めると宣言。
リング上ではともかくとして、民安との共闘路線を明らかにした。
俺の（珍しく）素直な気持ちとしては、Ｊ２Ｋ内でのユニットとして
新メンバーによる新生ＤＺＷの復活を希望する次第であります。

　　

「裏切るんじゃない？（笑）」
ええなぁ・・・この一言はサビが効いてええ味出てんで。
ここら辺りに民安の"プロレスＬＯＶＥ"に隠された本音が
見え隠れしているような？「裏切り」・・・いい響きやなぁ。
「実際、若い選手が伸びていますよ。横井、久保田
また山本は下からの突き上げが無かった分、今回は先輩の
プロレスをして若手の良いところを引き出した試合をしたと思ったし。
第一試合はもっと若手の力を引き出してあげれば良かったかなと。
その辺がプロレス観が違うのかなと。でもやっぱりプロレスが好きな人間、
したい人間そう言う部分でリングの上で、技術で勝負すれば良い。」
第一試合・・・？若手の力を引き出してあげた方が良かった・・・？
やんわりとした口調ながらも団長である守屋を批判して行く民安。
先程のコメントに続き、余程腹に据えかねたモノがあるのだろう。
（だから無責任に煽んなって言ってんだろ！部外者なんだから）
「不意に出ることもあるでしょうが剣を故意的に出すレスラーは
ハッキリ言ってリングに上がる資格は無いと思います。
その辺が吹本が言っていた方向性が違うと言うことです。」
剣を故意的に出すレスラー・・・？リングに上がる資格無し・・・？
あぁぁぁぁぁぁ・・・そこから先はイっちゃ駄目・・・は言っちゃ駄目！
（言っちゃ駄目！って言葉・・・お前が言うな！
この業界の吹き溜まりが！説得力ゼロやで。）
「今後なんですけど、この会見はやって行きたいを思っています。
これで、世間の人にもっと知ってもらいたいと。今後も大きなことを
計画してますのでまた、９月の大会の後によろしくお願いします。
また、他団体の選手にもオファーをしようと、動いていますし
他の血を入れて刺激を受けたい思っています。
また、他団体のベルトに挑戦なんかも考えています。」
これこれ、こういう個所をクローズアップして行かなきゃ。
刺激的な発言だけを誇張して取り上げてたらアカンよ？
それやったら腐れマスコミの外道どもと変わらんやんけ！
「えっ？イタイヲタの情報操作は俺がやって行く！」って・・・
そんな事してたらアンタも某ター○ンみたいに落ち武者るよ。
解説は90％の脚色の中でキラリと光る10％の真実で御馴染み
イタイヲタ心の寄り処・週刊”聖書（バイブル）”白鳥翼でした・・・

　　

先日のReal-Japanの興行後のJ2Kによる緊急記者会見の質疑応答の模様である。
なお、朝刊プロレス以外に、３名ほどのプロレスマスコミ関係者が出席していた。
＊編集部：注＊
苦節２年、俺等もやっとプロレス・マスコミって認知されたんやね？
もっとも今の週刊誌はマスコミなんて呼べる代物じゃないしなぁ・・・
クラス・マガジンどころか、ヨイショ・マガジンに成り下がってもてんで。
長いモノには捲かれてヨイショ！弱いモノにはヤッショウ、マカショ？
＊編集部：注　以上終り！＊
以下の質問はすべて彼らの質問である。
（私の用意していた質問を全部取られてしまった、涙）

朝プロ「藤原選手の姿が見かけなかったが？」
民安「彼は今日、諸事情ででられなかっただけ
　　　　９月の試合にはオファーしています。」
朝プロ「他団体に呼びかけをしていると言うことでしたが
　　　　９月の大会には概要と言うのは見えるのでしょうか？」
民安「基本的には９月に上がってもらう、ワンマッチ提供して貰う
　　　　と言う形で参加してもらうように交渉しています。
　　　　うちも３年の弱小の団体なので声を掛けるのは老舗の団体ですね。」
今日のRJP2000に姿を現さなかった藤原の身辺もキナ臭くなって来たのか？
他団体の参加も含めて、９月に行われる旗揚げ興行の概要を説明する民安。
そしてこの後、一人の虎がこの野心家に核心を突いた質問を浴びせ掛けた！

　　

o-chan「何を聞いてもいいんですか？
　　　　募金活動をしていらっしゃいますよね？」
民安「はい。」
o-chan「そのお金で一部の選手がキャバクラに通っていると言う
　　　　噂を聞いたのですが？（一同爆笑）」
笑うてるけど内心ギクッとした者は居なかったんやろか？
これも深読みし過ぎ・・・悪いクセがまた出てしもたかな？
（深読みする悪いクセで済んだらええけどな・・・）
民安「（笑いながら）募金に関しては、てまりのママさんがしっかりと管理してます。
　　　僕が選手全員の前で数えて報告してましたから、それはないです。」（キッパリ）
この後しばし、某選手のキャバクラ・ネタで脱線して盛り上がる。
おいおい吹本、笑い過ぎやで・・・さっきまで居眠りしてたクセに？
こんな話題になった途端に、キッチリ起き上がってくるねんな・・・
脱線した話題を修正するかのように朝刊プロレス記者が質問する。
朝プロ「練習環境はどうなってます？」
民安「道場も去年無くなったので、自分とこいつ（吹本）はね、実家の近くの倉庫に
　　　道場にあった道具を入れて練習はしてます。ただ、リングの上での練習が
　　　できていないので、８月には体育館を借りてリングを組んで練習をしようと。
　　　そのときは来て頂いてもらっても結構ですし、公開もしていこうと。
　　　日にちとかも花田から連絡しますので。」
この後、何故か選手とマスコミの間になんともいえない間が空く。
花田氏「他に何か質問は無いですか？」
民安「黒い噂疑惑の事でも何でもいいですよ。」
嘲笑する選手、マスコミの視線を感じる俺・・・俺？俺にフルな！
黒い噂疑惑って・・・１０ケ月も昔の事なんて何も覚えてないで！
なんせ俺のオツムのメモリー容量は４ＭＢしか無いんやから・・・
自分のH.P.で何を書いたかさえも、忘れてしまってんのやから？
週刊白鳥翼は無責任情報の垂れ流しつーのがウリなんですよ。
ああ、熱い熱い、視線が熱いで・・・こっち見らんといてくれる・・・
何か言わん事には場が治まらんような重い空気が会見場を漂う。
白鳥翼「吹本さん首がかなり悪いと聞いたのですが？」
溜めるだけ溜めといて出て来た質問がこれかい！
ホンマ、場の空気っちゅうのを全然読めん奴やで！
何もせんでええから足だけは引っ張らんといてね・・・
吹本「あれ以来、受身を取っていないですからね、あれ以来。」
あれ以来って何時以来？４ＭＢにはメモリーされてないで。
o-chan「ちょっと痩せました？」
すかさずo-chanがナイスフォロー。
吹本「体調悪いもので、ちょっと。」
寡黙な吹本に質問をフッたのは我ながら正解やったな？
民安に質問して、またフラれ返されたりしたらタマランで！
これから俺にフル時には事前に台本を用意しといてね。
民安「９月まで戻してくれれば。当分の間は二人で。
　　　9月22日はジャパンプロレス2000の最高の試合を提供したいと。
　　　私の目指しているのは昭和のプロレス、懐かしい、そして熱狂できる
　　　プロレスをしたいと、こいつ（吹本）とは違うかもしれませんが。
　　　９月２２日期待に答えるように頑張りますので、よろしくお願いします。」
こちらもナイスフォローの民安が、こうして会見を締め括った。



マスコミの要請に応えて民安と吹本がガッチリ握手を・・・
勝手に握手して写真撮影を強要したとの噂もあるけどね？
とにかくＪ２Ｋ構想が、今日ここ聖地・羽曳野から発進した。
どうやらRJP2000との確執はアングルではなくガチらしい？
プロであろうが、アマであろうが、所詮レスラーはレスラー。
一般人が持ち合わせていない(?)自己顕示欲と勘違いで
引き続きドロドロとした人間ドラマが展開されそうな予感・・・
（最後まで煽り捲って・・・楽しんでんのかい！）



礼に始まり礼に終ったＪ２Ｋ記者会見。
黒い噂・疑惑の追跡取材と２次会を兼ねて
天王寺のキャバクラに繰り出す雰囲気だったが？
まだ昼の３時半やもんなぁ・・・開店してへんやろ。

いやぁ・・・記者会見って、なかなかオモロイもんなんやね。
今後も試合後には続けて行く事を予定しているという・・・
また９月の記者会見の時にも是非、出席させて欲しいな。
有る事、無い事を、好き勝手に垂れ流す週刊白鳥翼やけど
世間を狭めんように気つけて記事を書く・・・のは難しいか？
ター○ンみたいに取材拒否されて落ち武者るまで頑張るわ！

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