ザ・マイティを探せ!
2003年2月23日・菖蒲池⇒難波JEET

【 キラース&ザ・マイティ インタビュー 】
やっぱり、どうしてもバンプがとれない!


さあ問題のキラースがエースとなった、水上プロレス観戦記や・・・
あの興奮、あの熱狂、あの空気をどう文章表現したらええものか?
出来る事なら、避けて通り過ぎたいと言うのが本音かもしれない。

                 平成十五年三月某日  白鳥翼



午前11時ACTセンター前・・・いつものように平穏な静寂の菖蒲池商店街。
ここでキラース、WOLF、山本康二、氷牙、マスコットガール達と合流する。
後は過去にも、ドタキャンと言う逃避行の前歴があるマイティを残すのみ・・・

  

我々を先導するかのように氷牙の車は菖蒲池遊園地の裏側へと走って行く。
いよいよ謎に包まれた菖蒲池の七不思議のひとつが解明されるというのか。
緊張を隠せない我々取材班は、後部座席に座るキラースの顔を覗き込んだ。
言葉を発しようとして口元を動かすが、声がなかなか出て来ないキラース!
取材班がコメントを諦めかけた頃、ツーテンポ遅れてキラースが口を開いた。
「あっ、そこの角を左に曲がって車を止めて下さい。」 やれば出来るやん・・・

  

氷牙の携帯電話を手渡され、マイティの自宅に電話をしようとするキラース。
しかし埼玉県では、携帯電話の普及率が低いと言うのか?使い方が判らず。
携帯電話を見つめながら途方に暮れてしまった・・・・早くも天然ぶりを発揮!
朝からバンプの取れない厳しい攻めで、取材班を突き放して走るキラース。
夕方の大会終了時まで、まだ先は長い・・・どんな妙技を見せてくれるやら?
キラースだけはガチ・・・・キラースだけはガチ・・・・キラースだけはガチ・・・・

  

しびれをきらした氷牙が携帯電話を取り上げ、番号をプッシュして手渡す。
「すみません・・・」携帯電話を耳に押し当てながら、平身低頭のキラース。
応答を待つキラースと氷牙・・・出ないのか?すでにマイティは逃げたか?
キラース、氷牙と我々取材班の間に、気まずく重苦しい空気が流れて行く。
やはりマイティは出場を拒否、ドタキャンしてしまったと言うのだろうか・・・
その時、氷牙の怒声が響き渡る!「お前、発信ボタン押してないだろう!」
アイタタタタ・・・やっぱり、どうしても俺には彼の技は受ける事が出来ない。
キラースだけはガチ・・・キラースだけはガチ・・・キラースだけはガチ・・・・

  

ねっ、やっぱりDDTのOKレボリューションなんか比べものにならないでしょ!
造られたキャラなんかじゃないんだから・・・養殖モノよりは天然モノでっせ!
なんとかマイティ・ママとコンタクト出来たものの、マイティは自宅を出ていた。
マイティが失踪・・・どないすんねん?またまた途方に暮れる選手&取材班。
考え込む我々に向かい、ツーテンポ遅れながらキラースが重い口を開いた。
「あのぉ、マイティの件なんですが・・・菖蒲池の駅前で待っているそうです。」
あぼーん、それを早く言わんかい!やっぱり、どうしてもバンプが取れない!
キラースだけはガチ・・・・キラースだけはガチ・・・・キラースだけはガチ・・・・

 

「もうええから・・・とにかく早く乗れや!駅に行くぞ・・・駅に・・・」
ツーテンポ遅れ気味のキラースを押し込んで、車を駅に飛ばした。
キラースだけはガチ・・・キラースだけはガチ・・・キラースだけは・・・

  

菖蒲池駅横のコンビ二駐車場に車を止めるや否や飛び出して行くキラース。
走って追いかける取材班のカメラが捉えたモノは・・・失踪中だったマイティ!
ミンナと一緒に会場入りするのが嫌で、電車に乗って行こうとしていたらしい。
アンタ、VIP待遇で自宅まで迎えに来て貰ってんのに、理解不可能な行動?
マイティだけはガチ・・・・マイティだけはガチ・・・・マイティだけはガチ・・・・

 

「いや、カメラはちょっとマズイんで・・・カットでお願いします!」
恥かしいという感情を人並みに持ち合わせているのだろうか?
それとも大物気取りで、大いなる勘違いをしてるのであろうか?
「カットって・・・ノーカットしといたらええの?ノーカット、OK!」
「ノーカットにして下さい!」肯きながら俺に要求するマイティ。
やっぱりマイティだけはガチ・・・やっぱりマイティだけはガチ・・・

  

氷牙、WOLF、山本康二との再会を(上辺だけの)握手で喜ぶマイティ?
この時点ではまだ俺に対してだけは、その心を開いてくれてはいない・・・
俺に接する時だけは、どこかに疑心暗鬼の表情を覗かせているマイティ。
車に乗せられて、何処かに売り飛ばされるとでも思っているんやろかね?

  

「向こうにマスコット・ガールのお姉さんが居るから挨拶しとかなきゃね。」
「いや・・・いいです、いいです。」照れながらも舌なめずりをするマイティ。
男盛りの38歳・・・遠慮がちな仕草の陰で見え隠れする本音が見えた?

  

「どうも初めまして・・・」社交辞令的に挨拶を交わすマスコット・ガール。
照れながらも、どうにか接点を見つけようと手探りで会話するマイティ。
相手が若い女性であろうがバンプの取れない会話を全開で繰り出す。
相槌をうちながらも、氷牙に助け舟を求めようとするマスコット・ガール。
ああ無情・・・その氷牙はコンビ二へ、ジュースを買いに行ってしまった。

  

「ここを見て下さい・・・頭に傷があるんですよ・・・ここです・・・ここ・・・」
そやから何やっちゅうねん?傷の為に試合が出来んって言いたいんか?
まだまだ俺に対して、いくらかの不信感を持っていると言うのであろうか?
マイティと同じ目線にまで降りて行き、接しているつもりの俺だったが・・・
もう一段、目線を下げる必要があるみたいやね?こりゃ、俺が悪かった!
果たしてマイティが俺に対して心を開いてくれる時は来るのであろうか?

 

第二阪奈道を大阪ミナミ、JEETへ向けて車はひた走る・・・
キラースとマイティという超天然ガチガチ・コンビを乗せて。

 

車中でも取材カメラを廻して、二人のインタビューを収録。
この模様のビデオは3000円(税込み)にて好評発売中!
購入希望の奇特で、恐れ知らずの猛者は下記をクリック。
「ザ・マイティを探せ!キラース&マイティ・インタビュー」

 

この頃になると、不信感もかなり拭えて来たのであろうか?
キラースもワンテンポくらいのズレ具合となって来たようや。
マイティの顔にも、微笑みが浮かぶまでに打ち解けて来た。
なんとなく保母さんになったような気分になって来たぞぉ!
俺の心の中に母性本能というモノが芽生えて来たのか・・・
この模様のビデオは3000円(税込み)にて好評発売中!
購入希望の奇特で、恐れ知らずの猛者は下記をクリック。
「ザ・マイティを探せ!キラース&マイティ・インタビュー」

  

俺が何の危害も加えないという事を理解出来たのであろうか?
元来、オシャベリなマイティは矢継ぎ早に語り出す。「ドドド・・・」
キラースにカメラを向けていても、その横から人生を語り出す。
アンタ、やっとこせ俺になついてくれたのは嬉しいんやけど・・・
隣でキラースが、ちょっと不機嫌な顔付きになって来てるで!
「俺が水上プロレスのエースだぁ!」アンタ等、どっちもガチ・・・
この模様のビデオは3000円(税込み)にて好評発売中!
購入希望の奇特で、恐れ知らずの猛者は下記をクリック。
「ザ・マイティを探せ!キラース&マイティ・インタビュー」

  

3回リピートしといたから多少のサブリミナル効果はあるやろ。
12時頃には今日の会場となるCARRY&CAFE JEETに到着。
難波の街を金田一探偵のような風貌で闊歩するマイティ・・・・

 

栗栖ジム時代、共に汗を流したJP2000の守屋もマイティを激励?
人生を語り出したマイティを放置プレイで店内へと去って行った。
誰が見てもマイティだけはガチ・・・どう見てもマイティだけはガチ。

  

打ち合わせに余念が無い水上プロレス・シュートコンビのキラースとマイティ。
ちなみに右写真の麦茶パックはマイティが俺に差し入れてくれたものである?
もっと俺に週刊白鳥翼のページを割いてくれという魂胆があっての貢物か・・・
麦茶パックだけは必要なかった。そんな事せんでも十分ページ割いてるで!

  

カメラを向けられて、ちょっと緊張気味でカレーを食べるエースのキラース。
やっと心を開いてくれたマイティは素晴らしい笑顔を見せてカレーを頬張る。



会場設営から大会進行までエースにかかる重責は大きい。
真剣な眼差しで(?)ツーテンポ遅れながら指示を出して行く。
質問をすると頭の中でその答えを弾き出すのにワンテンポ。
それを言葉にするのに、口の中で整理しながらツーテンポ。
それでも会話を成立させているのが山本康二の凄い所か?

  

童心に戻っては、まるで水を得た魚のように店内を探検するマイティ。
氷牙は、その姿を暖かく見守ってるんだか?呆れて見ているんだか?

  

マスコット・ガールのお姉ちゃんを捉まえて得意の合気道を伝授する。
さりげなく男らしさをアピールして、ほんの少し下心が見えるマイティ。
相手の気持ちはお構い無しに、得意分野の話題を推し進めて行くのが
マイティの特長と言うか・・・オタ全般にあてはまる性質なんやけどね。
これを読んでるアンタ!アンタも心当たりは無いか? ちょっとイタイ!

  

嫌々ながらも仕方なく相槌を打っていたマスコット・ガールだったが・・・
延々と続けられるウダ話にKO寸前?目が虚ろに・・・マイティ恐るべし。
横目で氷牙に助け舟を何度も求めるが・・・氷牙は笑い転げてるだけ?

  

そんなマスコット・ガールの悲痛な叫びがマイティに伝わる訳もなく・・・
場の空気なんかは完全無視してウダ話は続く・・・マイティ超恐るべし。
なんぼ男らしさをアピールしても徒労だと・・・誰か教えてやってくれ!

  

話も一段楽したところで、マスコット・ガールにマイティの印象を尋ねる。
「とても神秘的な方ですね・・・」建前に満ち満ちた(?)無難なコメントや。
隣でマイティに見つめられてるんやから、とても本音は言えんわなぁ?
けど・・・そんな建前を言うてたら、マイティがまた勘違いしてしまうで!

  

ほれほれ・・・本人は褒められたと思って、ニヤケてしもてるやんけ!
「フッフッフッ・・・フォッフォッフォッ・・・ヴァハヴァハヴァヴァヴァ!」
完全に勘違いしてしもてるわ・・・ハッキリ引導だけは渡したってや!
その方がマイティの為にもなるし、アンタ自身の為にもなるんでっせ。
曖昧な態度で濁しとったなら、ストーカーばりに付きまとわれるよ・・・
この手の奴は、社交辞令なんかも本気で受け取ってしまうんやから?

  

「これで合気道講座は終わりです。ビデオはカットして下さい。」
なんとか軟禁から解放されて安堵の表情を浮かべるマスコット・ガール。
しかし完全に勘違いして、舞い上がっているマイティの目線は一点集中。
「アナタの後ろには、何時もマイティがいる・・・」うわぁっ!気色ワルゥッ!

  

いくら氷牙に助け舟を求めても、一向に助けてくれようとはしない・・・
自分の身は自分で守る・・・セルフ・ディフェンスのマスコット・ガール。
マイティの視線から逃れるかのように、近くのWOLFに話し掛けてく。
しかし視線をそらす事なく・・・その光景を見つめ続けているマイティ。
「アナタの後ろには、何時もマイティがいる・・・」うわぁっ!ストーカー。

  

トイレに隠れようが、覆面で誤魔化そうが、マイティからは逃れられず。
マスコット・ガールの後方のポジションをいつもキープするマイティ・・・

  

マスコット・ガールの被った覆面を取り上げて・・・「ムフフッ・・・」

  

マイティが勘違いな疑似恋愛妄想に陥ってる間に会場設営が完了。
ガラス窓には、観客より大事と噂される新聞紙が見事に貼られる・・・
厨房内にもブルーシートで区切った立派な選手控え室が設置され?

  

最後の会場清掃はマイティが自主的にホウキを持って行った。
「掃除はマイティの趣味なんで、強制的にさせてないですよ。」
おいおいWOLF・・・わざわざ、そんな事を言い訳しに来んでも。

 

選手にマッサージすんのも、マイティの趣味なんか?
JEET嫁さんにもテキパキと指示を飛ばすマイティ。
やっとヤル気になってくれたんやね、時すでに遅し?

 

氷牙から何を聞いて、大阪まで連れて来られたんかは知らんけど?
マスコット・ガールって・・・もっと大事に扱われると思ったやろなぁ?
こんなオッサン(マイティ)の相手させられるとは思わんかったやろ。
その前に「プロレス」ってえ言葉に、認識の違いを感じたやろなぁ・・・
果たして次回登場はあるのか?二度と無いんやろなぁ、やっぱり・・・

 

「試合前に気合いを入れて下さい!」何を言い出すんやマイティ?
「えぇ?どうしたらいいんですかぁ・・・」もう、近寄って来ないでよ!
「僕に張り手で気合いを下さい!いつも試合前にして貰ってます。」
嘘つけや!YMBで女性スタッフなんか居るのは見た事ないぞぉ!
「えぇ、えぇ・・・いいんですかぁ・・・ペチッ!」早くアッチへ行ってよ。
「有難う御座います!」俺の男っぷりに惚れてくれたかなぁ、グフ!
アンタの男ッぷりを、アピール出来たのかどうかは判らんけども・・・
彼女の心の奥深くにインプットされた事だけは間違いないやろね。
マイティだけはガチ・・・マイティだけはガチ・・・場の空気を読めよ。

  

「写真は撮らないで!」ここにも勘違いをしてる香具師が約1名・・・
マスクマンは素顔を公表する訳にはいかない・・・が持論やったね。
チケットは某大会の余り券を使い回し、廃物は有効利用せんとね。
おいおい、エースのキラース・・・挨拶文の下書きが落ちてんでぇ!
そろそろ、数十分押しで客入れするけど・・・大丈夫なんか、オイ!
まあ、ここを見に来る客は少々の事では怒ったりはせんけどね・・・

水上プロレス復興委員会便り  レスリング・ロード2003開幕

●TOP PAGE に戻る ●週刊白鳥翼 目次 に戻る


100MB無料ホームページ可愛いサーバロリポップClick Here!