$ナポレオン興行$ 新春"悲しき天才"シリーズ
で、出たぁっ〜・・・〜ビッグ・サプライズ!?〜
2003年1月19日昼の部・北沢タウンホール

【25名】選ばれし者の恍惚と不安【マニア】


長すぎた10日間・TOKYO HARD-DAYS NIGHTのラストを飾るのは
勿論この人!"ナポレオン"セッド・ジ二アス開催の昼夜自主興行。
期待に胸を高鳴らせて、開場1時間前には北沢タウンホール到着。
一階ロビーを足早に通り抜け、歩き慣れた足取りで階段を昇る・・・

 

なっ、なんなんだ!これは・・・客がいない!スタッフがいない!誰もいない!
折角、和歌山から駆けつけて来たと言うのに・・・まさか興行中止なんじゃあ?
いやぁ、初っ端から飛ばすなぁ・・・流石、$ナポレオン興行$やね?ど真中!
だだっ広いロビー中央で、ポツンと座って切符を売る人の良さそうなお母さん。
多分、ジ二アス母なんやろなぁ・・・まさに家族ぐるみでの手作り興行なのか?
しかし、なんという贅沢なスペースの使い方なんやろか?流石、ナポレオン!
この閑散としたロビーが見れただけでも、ここへ来た甲斐があるっつーもんや。
こりゃあ、そんじょそこらの団体には真似出来まへんわ・・・まさに王道ど真中!

  

開場時間の12時30分を過ぎても、観客数は1名のみ・・・まさに王道ど真中!
新宿から電車で10分・・・下北沢駅から徒歩5分・・・交通アクセスは抜群!
その北沢タウンホールにて開催された今回の興行でさえ・・・このど真中さ。
己の利益を追求するよりも、来場者の気持ちを優先?ユッタリ見れる客席。
心にゆとりを持たせてくれる、リラクリぜーション的空間が心地良く感じる・・・
ン〜、ワンダフル!感動と興奮が入り混じって、武者震いが止まらない俺。
最終的には25名の神に選ばれし歴史の目撃者達が集結・・・王道ど真中!
但し、この25名の中には1名の幼児も含まれている事を報告しておきます。

  

まずは"ナポレオン"セッド・ジ二アスによるトークショーが行われた。
聞き手と言うか・・・引出し手は紙のプロレスの記者が務めるらしい?
ウンチクのあるジ二アスの発する言動を、一語一句撮り漏らすまいと
SAMURAI-TVのカメラが、まるで愛撫をするかの如く舐め回される?
これは形を変えた・・・近未来におけるSEXと言えるのかもしれない。

 

残念ながら(?)ジ二アスが電波を飛ばすアドリブはほとんど見られず?
機関紙セメントからの引用が、数多く見られたジ二アス・トークショー!
司会進行役の紙プロ記者も、もっと鋭いネタをフラなきゃ駄目でしょ?
ジ二アスの引き出しを引っ張り出すように、トークを持ってかなきゃ・・・
トークショーつーより・・・セメントの朗読ショーと言う感じが強かった?

やっぱり、鉄人ルー・テーズに関するネタが多かったのは御約束?
ここでUNW機関紙セメントの内容を、掲載する訳にはいかない・・・
何故ならば・・・"セメント"を無断転載・複写・複製等をした場合には
100ミリオンUSダラーというペナルティを徴収されてしまうからだ!
しかも訴訟と弁護士費用は別途請求らしい、渡辺事務所恐るべし。
どうしても読みたい方は、今すぐ渡辺事務所までお問い合わせを!

  

悲しき天才、帰国子女、UNW代表・・・"ナポレオン"セッド・ジ二アス。
UNW(ユナイテッド・ネイション・レスリングやったっけ?)という団体名
はともかくとして・・・悲しき天才!その言葉の響きだけでそそるやろ?
リングネームがセッド・ジ二アス!しかも"ナポレオン"という冠つきや。
それだけで非凡な感性が感じられるやろ? 一回は見てみたいやろ?
しかも偉大なる鉄人ルー・テーズにケツの毛までむしられたんやで・・・
おい金澤!お前、どう思う?セッド・ジ二アスって、王道ど真中なのか?
  

オープニング・マッチは内藤恒仁 vs 鴨居長太郎の王道ど真中マッチ。
ここに八木宏容疑者を加えての3wayマッチだと、さらに王道ど真中?
いや某KKも仲間に入れてタッグマッチってえのも、超王道ど真中か。
四者に共通するキーワードは「隣の兄貴は極太親爺」・・・ハァハァ・・・

  

長さんの極太パンチのラッシュで内藤がダウン・・・そのまま昇天した。
1本目 鴨居長太郎(2:47 KO)内藤恒仁

  

2本目は「でかんしょ旋風児」の内藤がネチコイ(?)グラウンドで反撃。
長さんの腕を激しく且つ優しく締め上げて、1対1のイーブンスコアに。
2本目 内藤恒仁(0:45 腕ひしぎ逆十字固め)鴨居長太郎

  

決勝の3本目、内藤十八番の逆片エビ固めが長さんの股間を攻める。
快感・・・いや、激痛に耐え切れず無念の発射・・・いや、タップで終了。
3本目 内藤恒仁(2:23 逆片エビ固め)鴨居長太郎
見事「隣の兄貴は極太親爺」最強者の称号を射止めた内藤恒仁。
新たなる挑戦者は・・・噂の中心、本家・極太親爺か?某KKか?
60/3 内藤恒仁(2−1)鴨居長太郎

  

直前まで、出るとか・・・出ないとか・・・アンタは遅漏か、早漏かい!
何気にアルティメット・コスで入場のロビンちゃんは観客を握手責め。
「観客に」と、ちゃいまっせ!「観客を」でっせ!そこんとこヨロシク!

  

発表通りに対戦相手を務めるつぼ原人は・・・極太LOVEをアピール。
風貌と違い、意外と時代の流れを読む能力が備え付いているようや?
つーか・・・こちら側が勝手に、こじつけているだけな訳なんやけどね。

  

「つぼ原人って面白いなぁ、また何処かで再戦してみたいですね。」
これは試合後に漏らしたSGP総帥ロビンちゃんの言葉・・・高評価や。
面白いのもあったんやろけど・・・スタイル的に手が合ったんやろね?

  

つぼ原人がオキニとなった原因・・・実はこの浣腸攻撃だったりして?
「だって、今までに味わった事のないような快感が有ったんですよ。」
後日、M78星雲にてアナル・プレイ流行との噂を風の便りに聞いた?
「極太尾内」なんてえビデオが発売される日は・・・・来るのだろうか?

  

さらに鉄柱股間プレイで、ロビンちゃんのカラータイマーは激しく点滅。
ウルトラマン、君に残された時間はあと僅かだ・・・逝く逝くシュワッチ。
そんなロビンちゃんの、ささやかな至福の瞬間をぶち壊した佐野直!
アングルにない予定外の乱入が、両者間の溝の深さを物語っている。

 

そこに慌てて飛び込んで来たのは、正規の乱入予定者・極太ガッツ。
出番が無くなっては大変と、八面六臂の大活躍で存在感をアピール。
ここで観客お待ちかね(?)となる、ノーコンテストを告げる鐘の音が・・・
前回のSGPといい、今回といい・・・まさにリング上は真性無法地帯!
これこそが観客の望む対抗戦じゃあなかろうか?ん〜、王道ど真中!

  

ロビンと佐野による激しい舌戦は、9割以上ガチネタで構成されている。
分厚い台本も事前の打ち合わせもいらない、全くアドリブの世界である。
俺は、なんか小学生の喧嘩みたいで・・・オモロク見れるんやけどなぁ?
おい金澤!お前、どう思う?次の後楽園あたりで、一回使ってみるか?
SGPから$ナポレオン興行$へと飛び火した、今世紀最大の遺恨戦?
両者の対決が実現する日は来るんやろか? 今後の動向に注目やね!

 

やっぱり最後は、観客を握手地獄に誘い込んでくロビンちゃん。
この握手攻撃をウケた者は7年後、不幸な死を迎えるとの噂?
そんな名古屋地方の現代民話にも語り継がれるロビンちゃん。
頑張れ、ウルトラマンロビン!君に残された時間はあと僅かだ!
60/1 ウルトラマンロビン・アルティメット(3:27 無効試合)つぼ原人
  

いよいよメイン・イベント・・・新テーマ曲「魅せられて」が流れる中
王道ど真中を突っ走る(?)"ナポレオン"セッド・ジ二アスが入場!
口には薔薇を加えながら、白地にPINKのハートマークのガウンを
颯爽となびかせている・・・背中で輝く、「天才」の文字が眩しい。
これだけでも、俺のハートの王道ど真中を擦り抜けて行くようや?

  

ジ二アス私物タイトルであるところのリアル・ワールド・ヘビー王座に
挑戦するのは・・・スーパー・トーキョー・トムと言う名のマスクマン!
その名前って、確か猪木の米国武者修行時代の名前だったはず?
テーズ vs 猪木という夢の対決が、時空を越えて今まさに実現か!



しかもセコンドに付く、トーキョー・トム2号の正体は・・・
猪木の腹心と呼ばれた、星野勘太郎をモチーフにした
ビッシビシ蛇界倶楽部の某総帥と、役者は全て揃った。
少なくとも俺にとっては・・・完璧な王道ど真中やと思う?
そう思いたい・・・いや、きっとそうや!そうに違いない!
わざわざ和歌山から来たんやから、思わなしゃーない?

  

1本目は、トム1号のロープを有効利用した逆さ押さえ込みが決る。
老獪な戦術に虚を突かれたジ二アスは、唖然とした表情を見せた。
呆気に取られながら、白目を向いてみせた表情が・・・王道ど真中!
1本目 トム1号(3:12 逆さ押さえ込み)"ナポレオン"セッド・ジニアス

  

続く2本目は、短期決戦に出たジ二アスが岩石落としからSTFという
高い月謝を納めた(?)ルー・テーズ譲りの必殺フルコースで取り返す。
「1000万・・・!? 843万円ですよ!?」多分、月謝の事やと思う?
詳しくは2月1日発売予定の機関紙「セメント10」の購入をどうぞ・・・
2本目 "ナポレオン"セッド・ジニアス(0:38 STF)トム1号

 

イーブン・スコアで迎えた決勝の3本目・・・帯を絞め直したトム1号。
果たしてジ二アス私物であるチャンピオン・ベルトの行方はいかに。
25人の内、誰一人として・・・タイトル移動を予測するモノはいない!
それでも銭を払って見に来るのだから、まさにファンタジーである?

  

テーズ仕込みのプロレスリングを、魅せれる所がジ二アスの強みである。
ここが並みのインディーズ・レスラーとの相違点か?まさに王道ど真中!

 

見る角度によって微妙に変化するヘアースタイルが魅力的なジ二アス。
これも並みのインディーズ・レスラーとの相違点か?まさに王道ど真中!

  

トム1号の耳元で、何やら内緒話をゴニョゴニョと囁いてみせたジ二アス。
残念ながら・・・ルー・テーズから腹話術までは教わってなかったようだ?
念には念を押して・・・もう一回、1号の耳元で確認するように囁いてみる。
ここが並みのインディーズ・レスラーとの相違点か?まさに王道ど真中!

  

腕折りから岩石落とし・・・トドメは体制の崩れたグラウンド卍固めだった。
ストロング・スタイルか?ファンタジー・ファイトか? まさに王道ど真中!
3本目 "ナポレオン"セッド・ジニアス(6:58 グラウンド卍固め)トム1号

 

「夜の部では、大物レスラーが登場する事をミンナに約束する!」
期待を持続させようとファジー・・・いや、ファンタジー部分を強調。
けどこの時点で、すでに25名の観客のほとんどが大物レスラーの
正体がジプシー・ジョーだと言う事を知っていたと言う、落とし穴?
ロビーがガラガラで、ヒソヒソ話も響いて聞こえてしまっていた・・・
しかし、そんな事でツッコミを入れる無粋な観客は誰一人いない。
これこそ、観客主催者が一体となって作りあげるファンタジーか?
リアル・ワールド・ヘビー級選手権試合=60/3
"ナポレオン"セッド・ジニアス(2−1)スーパー・トーキョー・トム1号

  

そして突然、館内にアナウンスが鳴り響き、唐突にバトルロイヤル開催。
ボーナストラックに大喜びする25名の観客・・・そうでもなかったような?
バトルロイヤル特有のドタバタさを見せ、動き廻る選手達の向こう側では
ジ二アスと内藤が他選手を無視してグラウンドの攻防で二人の世界を。
これをやりたいが為だけの、バトルロイヤル開催だったんじゃないんか?

  

ジ二アスをタップさせ、実力者ぶりを発揮した内藤が勝ち残って行く。
ロビンをオーバー・ザ・トップロープで投げ捨て、トム1号と一騎打ち。

  

勿論、仕上げはこれしかない!見事、優勝した内藤恒仁先生でした。
それにしても・・・トークショー開始から、最後のバトルロイヤル終了まで
黙々と撮影していたSAMURAI-TV!いやぁ、お姉ちゃんアンタ凄いわ。
大丈夫ですかぁ?気分は悪くないですかぁ?吐き気がするとかは・・・
その強い精神力には脱帽モンや!ひょっとかしたら、アンタもマニア?
こんな屈強な社員を抱えるSAMURAI-TVって、素晴らしい会社やね!
結して経営が傾いてるなんてえ事は無いんやろなぁ?(チクリと刺す)
6人参加バトルロイヤル 内藤恒仁(5:48 逆片エビ固め)スーパー・トーキョー・トム2号

果たして大物レスラーの正体とは?(だからGジョーなんだって)

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