SGP10周年記念興行
HERO SPIRITS
2003年3月1日・中SC第2競技場 C

名古屋の夜に消えた闘魂ビンタ


  

今度は正真正銘、本物のウルトラマンロビンだ!しかもアルティメット。
さらには日本でただ一人の・・・円谷プロ公認プロレスラーなんだぞ!
えっ?本物の証しを見せろって・・・よ〜し、「シュワッチ!握手だぁ!」



おおっ、この流れるように握手をして廻るフォルムは・・・本物だぁ!
いつものように会場内を周回しては、一人一人に握手をして歩く・・・
しかし、いくらウルトラマンといえども・・・地球上では人の子である。



「あ〜あ、試合前から肩が凝こっちゃったよ・・・
加藤!サロンパスを持って来てくれないかぁ?
おい加藤、聞いてるのか!・・・あっ、そうか・・・」

何事も気にしない、忘れ易い性格のロビンちゃんであった・・・
5月のフリマではウルトラマンロビン・アンメルツが見れるか?

  

子供達に夢を与える名古屋のHERO、マット・ガファリ登場?プックリ。
いや、ここはSGPマットであった?そんなこんなでフェイサー兄弟登場。
怪奇派に華を添えるレディー7も、今日が最後の御奉公となるらしい?

  

フェイサー兄弟に狙われて、逃げ回るだみあん・・・ベタベタでんなぁ!
場外に逃れてみても、レディー7に虐待を受ける・・・ベタベタでんなぁ!
4月17日放送のドラマでも、こんなベタベタな演技やったんやろか・・・

  

フェイサー兄弟に、たった一人で立ち向かおうとするロビンちゃん・・・
その状況を見かねて助け舟を出したのは・・・SGP新人の奥村健人!
「一人で試合するってえのは、ないでしょう!自分は弱いっすけど・・・」
くうぅ〜っ、泣かせる台詞やねえ・・・・加藤拳に聞かせてやりたいよ?
無言で手招きし奥村を招き入れるロビンちゃん、そうじゃないでしょ!
ここで奥村の髪を鷲掴みにして「お前、やれるのか!」と問い掛ける。
そして気合いを注入する張り手一閃!って・・・ちゃんと教えたのに?
折角、6月7日の東京大会でやりたかったネタを先に提供したのにね。
完璧に演じろとは言わへんけど・・・もうちょっと、喋って欲しかったわ。
ここで笑わさな・・・もう笑うとこ無いよ!これもある意味ブリティッシュ。
そんな複雑に、揺れ動いている俺の心中を・・・知ってか?知らずか?
逃げ回りながらコールのだみあん・・・やっぱりアンタ、ベタベタやな!

  

試合は手馴れた(?)ロビンちゃん対シャドーの絡みでスタートした。
シャドーの足関節を取り、攻め込むロビンちゃん・・・らしくもないぜ!

  

今度は腕を極めたんかい!腕を・・・腕を・・・何を話してんねん?

 

そないに得意気な顔をせんでも・・・ブリッジが出来んのは判ったよ。
シャドーが相手やと、ええトコは取らせて貰えるから・・・安心やね?

  

シャドーと闘うロビンちゃんの勇姿に引きつけられて行く(?)レディー7。
チッチッチッ・・・けっしてレスラーに惚れちゃあいけないよ、お嬢さん!
「特別に僕だけには、惚れても構いませんから・・・」アンタは一番ダメ!
「どうしてダメなのかなぁ?ブリッジも出来るし・・・コルバタだって・・・」

  

「行くぞ、奥村!」流れるような連携でシャドーを追い込む師弟コンビ。
おいおい、奥村・・・その写りを気にしたカメラ目線だけは止めてくれ!
カメラ・アングルまでをも視野に入れたムーブは、新人類の証しかな?

  

そんな気の緩みを、百戦錬磨のフェイサー兄弟が見逃すはずもなく
コーナーに拉致されてしまい、二人掛かりの攻撃を受け青色吐息。
止めに入った丹下レフェリーも吹っ飛ばされて、リングは無法地帯。

 

側転しながらの"つぼ原人式"指浣腸を狙って言ったダークだったが
目測を誤ったのか?大きく横にそれてしまって・・・・ブリティッシュ!
なんとか軌道修正をして廻り・・・見事、奥村のアスホールに命中!
これは奥村を「極太ファミリー」に勧誘してると、思ってええのかな?

  

獅子は生まれたばかりの我が子をも谷底に突き落とす・・・と言うが?
フェイサー兄弟という洗礼を受ける愛弟子奥村に試練の場を与える。
そんな意図が見え隠れする、SGP総帥のロビンちゃんなのであった。
こう書けば聞こえはええけど・・・・たんに休憩してるだけなんやろね?
いや、ひょっとかしたら・・・・立ったままでウタタ寝をしてしもたんかも?

  

写りを意識するだけあって、大きなムーブで見栄えがいい動きの奥村。
俺は判り難い(?)通好みなムーブより、こっちの方が大事やと思うけど?
技が効いてるかどうか?なんてえのは・・・二の次、三の次なんやから。
これは出来る限り、判り難くやって欲しかった・・・・シャドーとの内緒話。

  

ようやく奥村とタッチして、元気一杯に飛び出たロビンちゃんは大奮闘。
ブレンバスターでシャドーの巨体を持ち上げて、必殺のコルバタ炸裂!
寝起きはええ方やな・・・いや、休憩して体力が回復した事にしとこう?

  

さらに助走を付けては・・・低い打点のフライング・クロスチョ〜ップ!
おおっ、やっぱり寝起きはええんやな・・・いや、体力回復やったね。
悶絶する極細シャドーの両足をむんずと掴んでボストン・クラブや!

  

「よしっ、奥村行くぞ!」シャドーを掴まえて奥村に指示をとばす。
「えっ?」・・・おいおい奥村、「えっ?」じゃあるかい「えっ?」じゃ!
流石師弟コンビ、阿吽の呼吸や? 【ちょっとは場の空気を読めよ】

  

【場の空気が読めない?】師弟コンビの合体技・・・その隙間を縫って
ダークがロビンちゃんに裏拳を入れる、客席からは「五郎!」の声も。
声援に気を良くしたのか、ダークは返す刀で奥村を攻め込んで行く。

  

奥村ばかりか丹下レフェリーにまで、急所攻撃で襲い掛かるダーク。
危険を回避する為か? 股を閉じ、お尻を持ち上げたロビンに萌え〜

 

「ボソボソ・・・ロープに飛んでキックを出せ・・・ボソボソ」
内緒話の大好きなシャドー・・・直後、その通りの展開に。
見直したよ、シャドー!アンタは、予言者やったんやな!

  

またまた、なんとか奥村がコーナーに戻ってロビンちゃんと交代。
しかし、ダークによって場外に放り出されてしまったロビンちゃん。
「奥村ぁぁ・・・あとは頼んだぞぉぉ・・・そろそろ終わらそうねぇ・・・」
ちょっぴり、疲れが溜まって来ているロビンちゃんなのであった!

 

「なんだよぉ、まだ終ってないのかよぉ?チッ、使えねえな・・・」
場外から生還したものの・・・再び、ダークに放り出されるロビン。
「奥村ぁぁ・・・今度はキッチリと決めろよぉぉ・・・THE ENDだぁぁ」
早く控え室に戻り、横になって休みたいロビンちゃんであった!
頼むぞ、奥村! 【ちょっとは場の空気を読んでやってくれる?】

  

ロビンちゃんの願いが、お星様に通じたのか?終了のゴング鳴る!
ダークに追い廻され、レディー7に虐待されて、ベタベタのだみあん。

  

SGPマットで恒例となりつつある(?)試合後の半ガチネタ毒舌合戦・・・
無口キャラのフェイサー兄弟はマイクを持ってウロウロ、途方にくれる。
「おいロビン!これで終わりだと思うなよ。」レディー7が口を開いた・・・
「イ〜ヒャッ、ヒャッ、ヒャッ・・・」甲高い声で高笑いするフェイサー兄弟。
アドリブの効く佐野や幻が居らんから、イマイチ盛り上がりには欠ける。
「おい、これで終わりだと思うなよ!5月もある!」ロビンちゃんも応戦。
「年内に、二人まとめてSGPを追放してやるよ!お前等、どうだぁっ!」
どうだぁっ!って言われても・・・年内一杯は、このネタを引っ張る訳ね?
「イ〜ヒャッ、ヒャッ、ヒャッ・・・」喋れんから、笑ってるしかないもんなぁ?
「もっと強くなってお前等、絶対倒してやるからなぁ!」奥村も初マイク?
「俺とロビンさんと組んで、お前等やってやるよ!ねっ、いいですね?」
「ねっ?」じゃあるかい!メイン出場の予約を取り付けやがってからに。
「イ〜ヒャッ、ヒャッ、ヒャッ・・・」「こちらからは以上で〜す!」通訳する7。

 

「お前等なあ、これで終わりだと思うなよ!」それは、さっき言うたで?
なにもリピートしなくても・・・壊れたテープレコーダじゃないんやから!
「お前等、佐野の馬鹿と幻を呼んで来いよ!」おおっ、オモロなるか?
「あいつ等、俺が恐くてジパングに逃げたんだからなぁ!」言うてもた!
あぼーん、俺は何にも言うてませんよぉ!弱虫発言はせんのんかぁ?
「イ〜ヒャッ、ヒャッ、ヒャッ・・・」シャドー、アンタも何か言いたいのんか。
ただ単に・・・淡屋のりこの物真似をしてるってえ訳じゃあないんやろ?
「とにかくなぁ、佐野、幻、お前等、ミンナまとめてやっつけてやるよ!」
6月7日のバトルスフィアで、ロビン対4人のハンディキャップ・マッチを
マッチメイクしちゃおうかなぁ・・・しかも60分のアイアンマン・マッチで!

 

「また、やられるだけだぞ!」Oh! LADY-7 ・・・ GOOD JOB!
ええタイミングのツッコミや・・・こんなんも出来るんですか?
「大きなお世話だ!」 タジタジとなる、ロビンちゃんであった。
「年内に決着つけてやる!皆さんもSGPを応援して下さい。」
やっぱり・・・どうしても・・・今年一杯は引っ張りたいんやね?

  

「皆さん!今日はSGPに来てくれて、どうも有難う御座います!
SGPはこれからも名古屋に根を付かせたプロレスをやります!
試合は負けてしましたけど・・・これをやらないと、僕自身も胸が
納まらないので、〆で何時ものヤツをやります!」
名調子やな?
「1、2の3でディスティ二ーです・・・・1、2、3、ディスティ二ー!」
どうでもええけど・・・・タイツの紐だけ、なんとかならんのかい!

 

あらゆる面で・・・ちょっとインパクトは弱かった10周年記念興行。
年内にもう一度、デルフィンを名古屋に招聘するらしいけども・・・
今度はちゃんと相手側が理解出来るように、説明せなアカンよ!
「呼んだ!来てくれ!」って自分勝手に思い込んどってもなぁ・・・
正式にオファーだけはせんと・・・デルフィンも困るやろと思うで?
まあ、そんな天然ぶりがロビンちゃんの魅力であるんやけどね!
創立10周年記念試合=時間無制限/1
フェイサー兄弟[○ダークA/シャドーB]
(16:34 体固め)
ウルトラマンロビン・アルティメットA/X奥村健人B

??選手名の後ろに書かれた数字は、何を意味するんやろかね??
う〜ん、いくら考えても・・・ボクには全然、何の事か判んないでちゅ?
10周年記念早変わり大会に出場の選手の皆さん、お疲れ様でした。



いくら疲れていたとても、〆る所はキッチリと〆る・・・アンタはプロや!
観客席の四方後方、角から角まで・・・・くまなく、握手攻撃をして廻る。
「どうも有難うね、また来て下さい。」怪しげな(?)宗教団体みたいやな。
ええねん、ええねん、もし嫌やったら遠慮せんと断わったらええねん。

  

子供達に夢を与えるウルトラマンロビン・・・たまには泣かしたりなんかして。

  

試合終了後にも売店に立ち、グッズの販促に精を出すロビンちゃん。
「よしっ、握手だぁ!・・・さあっ、手を握って!・・・さあっ・・・さぁっ・・・」
もしもしぃ、嫌がってるみたいなんですけど・・・【場の空気を読めよ!】



レディー7を卒業した開放感からか?はしゃぎまわる素顔の○○○○。
しかし・・・前に後ろに、背後霊の如く(?)まとわりつくだみあんの姿が・・・
全然、絵にならないんですけどね? 【ちょっとは場の空気を読めよ!】



ええ〜っい!腹立つからモザイクをしてもたれ!
武田冶彦・年齢不詳、名古屋でタレント業を営む
合コンを企画実行しては、司会と称しながら・・・・
オイシイ所を頂こうとの邪心を持つナイスガイだ。

  

インディのお仕事@SAMURAI-TVのインタビューを受けるロビンちゃんと7。
NGを出して(?)素に戻り恐縮する7・・・ロビンちゃんはタイツの紐がSEXY。

 

門尾信彦と一緒に記念撮影・・・やっぱり、タイツの紐がSEXY。
ちょっと、ちょっと、「子供達に夢を!」は・・・どうしたらええの?
SGPに入団した事を、ちょっと後悔する門尾信彦であった・・・

  

「早く、早く、門尾の気が変わらないうちに集合写真だぁ!
おい健人!早くしろってば・・・・既成事実を作るんだよ!」

こんな時には行動が素早い、ロビンちゃんなのであった?
「おい加藤!横向いてんじゃないよ・・・・正面向けって!」



短い間やったけど・・・・いろんな人生経験が積めたような?
嫌な思いもしたやろうし・・・・良い事もあったかもしれへん?
特殊な閉鎖的社会である(?)こんな業界によく来たもんや。
今後は素顔でSGPと拘るかも?しれないらしい○○○○。
ホンマは嫌やけど、社交辞令で言うただけやったりして・・・
なにわともあれ、お疲れさん!今後は本業の方も頑張りや。

 

ちょっと寂しかったのは否めない創立10周年記念興行も無事終了。
とにもかくにも、まず最初に「オメデトウ!」の言葉を贈らせて貰うわ。
無理をせず、背伸びもせずに、身の丈に合った自身の出来る範囲で
これからも地道に足元を固めて、歴史を積み上げて行きまひょか!
ハイハイ、そこの香具師!お口を動かさずに、手を動かしなさいよ!
9時までには撤収作業を、全て終らしてしまわなアカンのやから・・・
「だから俺が巻きを入れてるのに・・・加藤が引っ張ったからだぞ!」
「だって、尾内さん!着替えするのには、時間が必要なんですよ!」
「だから日頃から、早変わりと腹話術を練習しとけって言ってんだろ。
いいか、加藤!俺達は・・・プロフェッショナル・レスラーなんだぜ!」

うんちくのある(?)ロビンちゃんの奥深い言葉で、この場は〆られた。
あぼーん・・・SGPに創立11周年を迎える日は、来るのでしょうか?

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