プロレス活き活き塾・無限　北沢黄金伝説
２００２年４月１７日・北沢タウンホール　�@
久世塾長降臨！生でＧＯＮＧ！x2 再録

　　

２００２年３月・・・番組改変に伴い、裏Ｓ-ARENA も最終回を迎える。
スタジオ内ではプアなパーティー形式にて、生放送が行われていた。
ＤＤＴの三和社長にインタビューする登坂部長・・・その向こうで笑うのは？
これが俺と塾長の出会いと言うより・・・悪夢の始まりやったのかもしれん。

　　

「何か新しい動きがある？誰に聞いたらいいですかねぇ、佐野さんですか？」
登坂の問いかけにアゴで塾長を指す佐野大先生・・・アンタ、えらそうやなぁ。
「えっと、すみません・・・お名前は？」登坂がマイクを差し出すと・・・突然！
「活き活きしてますかぁぁぁぁ？プロレス活き活き塾々長の久世和彦です！
いよいよ活き活き塾旗age戦がやって参ります！我が活き活き塾の理念は
プロレス観戦を通じて前向きに生きる事を学ぶセミナーでございます！
皆さんも活き活きしに来ませんかぁぁぁぁ！」
いきなりハイテンション、ハイトーンで一気に捲し立てた。
思わず固まってしまった三田佐代子・・・塾長恐るべし！

　　

「それでは御紹介します！活き活きレスラー佐野直先生です！」
「お前等！活き活きしに来いよぉ！」「活っき活き！活っき活き！・・・」
ＣＳ放送とはいえ公共の電波を使って一体何が始まったんやろか？
テレビの前では、三田佐代子に続き固まってしまった俺が居た・・・
「これ、ヤバイですねぇ・・・ちょっとヤバイですよ・・・」
慌ててＶＴＲを進めようとする登坂と三田の狼狽ぶりに萌え〜？

　　

ここで火曜Ｓアリの珍場面ＶＴＲが流された・・・こんな映像も・・・
ジ二アスの「はぁぁまだぁっ！」には反則のゴングが鳴らされる。



「最近、興味有るのは活き活き塾です。僕も活き活きしたいです。」
早くも洗脳されてしまったのか？御茶目なアブコバのコメント。

　　

この日は、悲しき天才興行＠ディファのＶＴＲも流された。
ジ二アスのセコンドにつくのは、活き活きレスラー佐野直。
シンに投げ飛ばされているのは、奈良のＨＥＲＯ・ＷＯＬＦ。
この時点では、まだ活き活き出来ていないように見える・・・

　

飛田はTHE ENDERとスタジオマッチで流血戦を演じた。
客層が被り捲るであろうライバル団体出現を警戒してか？
活き活き塾旗age戦に対してのコメントは一切しなかった・・・
生放送ゆえ規制されたのか？この日のトークはスベリ気味？

　　

「ハードコア団体として見習う部分がありました。僕も活き活きもっとしたいです。」
ツボにはまり洗脳され気味のアブコバばかりか・・・伊東竜二までもが・・・
「自分等も活き活き塾の方に・・・ハイッ、行きたいです。」と言い出す始末。
李日韓共々、夫婦で大日離脱？活き活き塾入りしてしまうんやろか？
怪しく笑う久世塾長・・・本日は２人の洗脳に成功したみたいやね。



「僕の隣に来ちゃってるんですけど・・・どうしましょう？」
逃げ腰の今井・・・アンタも、その内に洗脳されてしまうぞ？

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＜旗age戦記者会見　３月２７日・ホテルグランドビル市ヶ谷＞

　　

「皆さん、活き活きしてますかぁ？」久世塾長の掛声と共に記者会見が始まった。
プロレス活き活き塾でセミナーを受講する事によって
人生を前向きに歩いて行こうというのが理念らしい？

　　

「WWF横浜の熱狂ぶりを見て、何で日本のﾌﾟﾛﾚｽ会場にこれが無くなったんだろう？」
塾長の方を振り向くと、まさに絶妙のタイミングで 「活っき活き！活っき活き！・・・」
無言で頷く森谷さん・・・この時点では、まだ先生の称号は与えられてはいない。
「お客さんが活き活きと・・・ねぇ塾長！」非常に判り易く、ネタフリした佐野先生。
「活っき活き！活っき活き！・・・」まさに阿吽の呼吸で、それに応える久世塾長。
おおっ・・・まさにフォア・ザ・チーム！フォア・ザ・プロレスや・・・

　　

「この様な、お客さんで会場を満員にしたい！
人生後ろ向きにしている人達を前向きにしたい！ねぇ塾長！」
おいおい、佐野先生・・・まだ塾長にネタを振るちゅうんかい？
「活っき活き！活っき活き！」アンタも素直に応えるんやね。
「試合が終った時に全てのお客さんがこうなってる様に、ねえ塾長！」
だからもう振るなってばよぉ・・・塾長とのタイミングもズレて来てんで。
「（ワンテンポ間合いがズレて・・・）活っき活き！活っき活き！」

　　

「何言ってんのか全然判んねえよ！わざわざ忙しいとこ来て
メインが佐野対森谷？そんなんでマスコミ集めんじゃねえ！」
突然、記者席から片岡"幻"亮が吠え、森谷もそれに応戦する。
「お前だって、さんざんショッパイ試合してんじゃねえか、幻！」
その言葉にキレタ幻が森谷を殴る蹴るで流血させ大乱闘に・・・
「あっ、森谷さんに・・・なんてえ事を・・・なんてえ事を・・・」
小川直哉ばりの甲高い裏声で、幻を止めにかかる久世塾長。

　　

御約束つーか・・・予想通りつーか・・・返り討ちに合う久世塾長。
見事に(?)大流血した苦痛に歪む顔がアップで映し出される・・・
「幻・・・お前は、いまどきのプロレスファンを知らねえんだよ！」
いまどき・・・つーか、佐野対森谷の有刺鉄線マッチがメインだと
ごく一部のMANIA層にしかアピールされないと思うんですけど・・・
「じゃあ俺がやってやるよ！１分、１分だよ、１分でお前をKOしてやるから・・・
なに100％前向き？じゃあ100％、ﾜﾝﾊﾝﾄﾞﾚｯﾄﾞ％、１分でお前をKOしてやるよ！」
「おい片岡！活き活き塾にあがる勇気あんのか？お前、おい！」
う〜ん・・・活き活き塾を見に行くのも、ある意味勇気がいるかも知れんなぁ？

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Ｓ-ARENAに変わって４月から始まった生でＧＯＮＧ！x2 。
ここでもキャスターのシンペーが洗脳されて活っき活き・・・

　　

「生ゴンを見ている皆さん！活き活きしてますかぁ？活っき活き！・・・ここだ！」
相変わらず裏声の通る塾長率いる活き活き隊が幻の会社に押しかけて来た。
「何の用だよ、会社まで来てさぁ・・・」会議室にて両者の話し合いが行われた。

　　

「告訴状！」
おいおい・・・普段より一層、声が裏返ってしもてんんぞぉ！
「片岡"幻"亮は、プロレス活き活き塾の記者会見の進行を著しく妨害し
尚且つプロレス活き活き塾の講師である森谷俊之先生を膝蹴りなどで
流血せしめ、さらにはプロレス活き活き塾々長・久世和彦に対しても
膝蹴りなどで流血せしめ全治２週間の怪我を負わせた、これにより
プロレス活き活き塾は片岡"幻"亮に対し損害賠償1000万円を要求する。
プロレス活き活き塾々長・久世和彦！」
久世塾長・・・アンタ、ホンマにいつも活き活きしてんな？

　　

「幻、お前もレスラーだろう・・・こんな素人、流血させちゃあマズイだろう。
ここはさぁ、大人しく金払ってさぁ、解決させようよ、ねえ塾長！」
だからもう振るなってばよぉぉぉ！
「活っき活き！活っき活き！・・・」
そら始まったぞぉ・・・どないしてくれんねん？
「まあ佐野先生が、こうおっしゃてられるのですから記者会見で
御約束した通り、佐野対幻、このカードで決定させて戴きます。
まあでも佐野先生ほどのTOPレスラーが、あなたの様なレスラーに
負けるとは到底思えないんですが・・・いかがですか？」
塾長・・・アンタやっぱり、電波系やったんかい？

　　

「なんなの？この眼鏡男！さっきから聞いてりゃさぁ・・・
まるでマボちゃんが弱いみたいじゃん、フザケんじゃねえよ！」
噛んでいたガムを久世塾長の眼鏡に貼り付けた唯華。
「な、何をするんですかぁぁぁ！」
この声の裏返り方が妙なリアリティを作ってんぞぉ？
何処にでも居てそうなオタを見事にデフォルメして演じてるわ。

　　

「まあまあまあ・・・考えとくから今日のところは引き取ってくれよ・・・」
追い返そうと車椅子を押した幻が突然走り出した・・・塾長の顔が強張る。
これまた予想通り？駐車場の急な坂を車椅子ごと突き落としてしまった。
「おい佐野！俺はなぁ、お前なぁ、活き活きなんかになりたくないんだよ！
4月17日に試合やってやるけどなぁ、それでお前等との関係は終わりだ！
何が1000万だ！この馬鹿！じゃあな・・・」捨て台詞を吐いて立ち去る幻・・・

　　

素人ばなれしたバンプで車椅子から派手に転げ落ちる久世塾長。
流血しながらも震える手を上げ・・・「活っき活き・・・活っき活き・・・」

　

「一部のファン、レスラーの間でこの活き活きが流行ってるという事で・・・」
ゴング金沢にネタフリをする三田佐代子・・・果たしてＧＫのコメントは？
「凄いモン、見ちゃいましたね・・・」
ホンマに凄いと思ってるんやったら、巻頭カラーで扱えよ！
「いろんな意味で・・・」
おいおい三田ちゃん、アンタも今更なに言うてんねん！
「あんなのが流行ってるとは思いませんでした・・・」
あんなの？あんなのって・・・ＧＫから見たらあんなの扱いかい！
俺はメジャーなんかより、あんなのの方がよっぽど好きなんですけど？

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「皆さん・・・活き活きしてますかぁ・・・活っき・・・活き・・・活っき・・・」
痛む体に鞭打って、活き活きしようとする久世塾長。
「塾長！活き活きは体に響きます、止めて下さい！」
それを心配して制止する塾生・・・感動の物語やね？

　　

「一郎太！アンタ、こんな所で何やってるの？一郎太！帰ろう・・・」
突然現われた新キャラは、活き活き塾々生・比多一郎太の母。
「母さん、帰ってくれよぉ・・・俺はもっと活き活きしたいんだよぉ！」
「アンタかい塾長ってえのは？
人の息子をたぶらかして・・・もお〜っ、活き活き！」
と叫びつつビール瓶で塾長の頭を殴りつける一郎太母・・・
もお〜っ、活き活き！って・・・アンタも活き活きしてるやん？
「死んじまえ！馬鹿野郎！●○●○」
放送では「ピー」が流されたけど、なんて言うたんやろか？
罵声を浴びせ掛けながらフェードアウトして行く一郎太母。
なんでﾋﾞﾆｰﾙ袋にﾋﾞｰﾙ瓶１本いれて持ち歩いてたんやろか？
ちょっと設定に無理があった様な気もするけど・・・まっいっか！



「活・・・っ・・・き・・・活・・・き・・・」
さらに痛む体に鞭打って、活き活きしようとする久世塾長。
「塾長！活き活きは体に響きます、止めて下さい！」
さらにそれを心配して制止する塾生・・・感動の物語やね？

　　

旗age戦まであと５日・・・塾長の白いブリーフが眩しかった・・・

　

「ちょっと困ったもんですねえ、これは・・・」苦笑するヤマモ。
「さっきのＶはちょっと長過ぎましたねぇ
この手のＶはもっと短く小出しにして、この先どうなるのか？
マニアックな心を擽った方がいいですね。
活き活き塾、最近出過ぎ！旗age前に出過ぎ！」
「でも僕は見てみたいなぁ・・・」
ヤマモの業界的コメントの後で、ポツリと呟く志生野アナが印象的やった。

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いよいよ活き活き塾旗age戦・北沢黄金伝説が始まった。
［北沢黄昏伝説］になってしまわんように頑張ってや・・・

　　

久世塾長の活き活きトークに塾生も大盛り上がり・・・
一番前に陣取って久世塾長を観察してた俺なんやけど
なんか、イってしまってる目付きに背筋がゾクッとした？

　　

塾長劇場に幻乱入・・・目の前で大乱闘が始まってしまった。
至近距離でこれが見れただけでチケ代の元はとったかな？

　

幻の入場時に唯華にビンタされて吹っ飛んだ久世塾長。
唯華をジッと睨むこの粘着質な目付き・・・いよっ名演技！
口喧嘩したら、訳わかめな屁理屈で捻じ伏せられてしまい。
殴ったりしたなら、即警察に通報して憐れな被害者を装う？
何処にでも居そうな粘着オタを見事に表現してる久世塾長。

　

まさに観客・・・いや、塾生も一体となっての活き活きコール。
ちなみに花道の向こうで背中を見せているのは・・・俺です。

　　

スッキリしない結末に終ったメインの後にはボーナストラックが。
つーより・・・こっちの方が真のメインだったような気もすんぞぉ？

　　

いやぁ、判っちゃいるけど・・・こうして見たらマジ恐いね・・・
物凄いテンションの高さや・・・一回、血圧測ってみたいわ。

　

「幻選手を活き活きさせる事が、私の力では出来ませんでした。
しかし必ずや幻選手を活き活きとさせる事を私はここに誓います。
皆さん改めて活き活きしましょう！活っき活き！活っき活き！・・・」



「止めてよねぇ・・・塾長・・・」
絶句する志生野アナ、アンタ見てみたいって言うてたやんか？
「僕見て来ました、面白かったです。一番印象に残ったのは
ファンがもう出来上がっちゃってるんですよ。もう何をやってもウケると。
場内、爆笑に次ぐ大爆笑で、かといって悪ふざけしてる訳じゃないんです。」
いやぁ、俺はスタッフ・観客とも悪ふざけしてたと思うけどなぁ？ええ意味で。
「この活き活き塾というのは、ある意味計算されたものを提供しています。
各プロレスマスコミが活き活き塾に、どういうスタンスで関わって行くのか？
というのを僕は非常に注目していますね。」（ヤマモ：マジ・コメント）

予習した後はいよいよセミナーへＧＯ！

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